Windows Vistaは、それまでのWindowsと比較して非常に堅牢であった反面、堅牢過ぎて使いづらいという側面もあり、Windows XPユーザからは敬遠されたという印象があります(筆者は比較的長い間、Windows Vista Ultimateを使っていましたが、それでも重さに耐えきれずにWindows 7に移行した記憶があります)。
なお、Windows VistaがEOLになったことで、クライアント系OS上で動作するInternet Explorerは、Internet Explorer 11のみがサポート対象になりました。サーバ系OS上で動作するInternet Explorerは、Internet Explorer 11以外は、Windows Server 2008 Service Pack 2上のInternet Explorer 9、Windows Server 2012上で動作するInternet Explorer 10がサポート対象となります。
Windows XPのEOLから、あっという間の3年が経過してしまいましたが、次にEOLを迎えるのはWindows 7で、EOLの日は3年後の2020年1月14日です。サーバ系OSを見ると、Windows Server 2008 Service Pack 2と、Windows Server 2008 R2 Service Pack 1も2020年1月14日にEOLを迎えます。気がついたら2020年になっている、ということも十分ありえますので、とくに企業系のユーザの方々は、次のEOLのことを忘れず備えてください。