新しい年の始めに、Ubuntuで使用できるさまざまなデスクトップ環境について2025年に起こったことと2026年に起こりそうなことを紹介します。
ご挨拶
2026年も無事に迎えることができました。
連載回数を見ていただくと、今回は894回ということで、ほどなく900回を迎えます。あんなに遠いと思っていた1000回も、現実的になってきました。
流れる月日にただただ唖然とするだけですが、これまでどおり回を重ねていきたいと思っております。
本年もよろしくお願いいたします。
デスクトップLinux元年!?
昨年はWindows 10のサポート終了ということで、Windows 11にアップグレードできないPCが多数出た年でした。END OF 10というキャンペーンサイトができていたりもします。
本連載では毎年年の初めにデスクトップ環境について取り上げていますが
『Software Design 2026年1月号』
— SoftwareDesign (@gihyosd) December 29, 2025の注目記事を2つ紹介します。1つ目は 「デスクトップLinux元年 in 2026」 です。
本誌編集長は、ハードウェアとしてはまだまだ使えるのにWindows… pic.twitter. com/ cpWMB6qaEY
この記事では細かい内容を飛ばしていますが、Software Designに掲載した記事ではデスクトップ環境の選び方なども含まれているので、あわせてご一読いただくと理解が深まるものと期待します。
また
GNOME
GNOMEは1年に2回リリースされており、昨年は48と49がリリースされました。
第882回で紹介したUbuntu 25.
今年も同じく2回のリリースがあり、バージョンは50と51になる予定です。プロダクトの開発は順調ですが、GNOME Foundationの資金難は継続しており、スタッフが解雇されたとのことです。
またGNOME Asia Summit 2025が行われたことも記憶に新しいです。
KDE
KDEコミュニティは現在KDE Plasma
昨年11月に、Plasma 6.
GNOMEより約1年遅れとなりますが、KDEコミュニティの30周年の節目にXセッションが使用できなくなるのはなかなかに興味深いです[1]。
また、Kubuntu的にはあまりインパクトのある話題ではありませんが、PlasmaのLTSリリースを廃止するという旨の発表が、昨年5月にありました。
Xfce
Xfceは、昨年の新リリースはありませんでした。4.
Xfce Wayland Development Roadmapによると、4.
今年中にリリースされるかどうかはわかりませんが
LXQt
LXQtは、昨年は2.
昨年9月に、The Two Ways of Waylandという興味深いブログのエントリーが公開されています。要約するとWayladの対応方法は2種類あり、1つは自前のウィンドウマネージャーをWaylandに対応させることで、もう1つは既存のWaylandコンポジター
これを受け、Lubuntu 26.
MATE
MATEは、昨年は新リリースはありませんでした。それぞれのコンポーネントをマイナーアップデートしながら開発を進めています。
UbuntuのMATEサポートは昨年と変わらず、最新版の1.
フレーバーとしては開発が進んでいなくても、MATEの各種アプリはGTK3に留まるフレーバーにとっては有用なもので、今後は、というか今後もそのような使われ方をするのでしょう。
Cinnamon
Cinnamonは、昨年12月に6.
Cinnamon 6.
また、制限はあるものの、Waylandセッション