調べ物をしていると、世界のインターネット人口や国別のインターネット普及率を知りたくなることがありますが、Internet World Statsというサイトを見ると、手っ取り早くそれらの情報を知ることができます。
Internet World Statsは、Nielsen Online、ITU(International Telecommunication Union)、GfK、その他各国の機関などから集められた情報が掲載されているサイトです。各数値のソースは、それぞれ明記されているので、確認も可能です。
世界のユーザ数、アジアのユーザ数
Internet World Statsを見ると、インターネットユーザ数を地域別の割合として表現している円グラフがあります。この円グラフを見ると、42.0%がアジアで、それに次いでヨーロッパが24.2%、北米が13.5%となっています。このように、アジアが圧倒的にインターネットユーザ数が多いという状況です。
Internet World Statsのデータを見ると、中国のインターネット人口の伸びが際立っているのがわかります。2010年時点での普及率が31.6%にもかかわらず、アメリカのユーザ数の倍に届きそうな勢いです。アメリカでの2010年時点の普及率が77.3%であり、これ以上は急激には伸びないことを考えると、中国国内ユーザがアメリカのユーザ数の倍以上になりそうであることが推測できます。