Twitterは今月、開発者コミュニティサイトにおいて、Card Validatorからプレビュー機能を削除したことを告知した。また、Twitterカードの情報が通常、最大7日キャッシュされることもあわせてコメントした。
すこし前まではCard Validatorを使うことでTwitterカードをプレビューできていたが、Twitterは、異なるプラットフォーム環境において正しいプレビューとは限らなかったとし、プレビュー機能を削除することにした。Card Validatorは引き続き、ほかのデバッグ目的で提供を続けるとのこと。
Twitterカードのプレビューについては、ブラウザやiOS/Androidアプリのツイート作成画面(Tweet Composer)を使って、投稿前に現在の表示を確認することを勧めている。なおツイートのコンテンツ表示については、よりクリエイティブなオプションの提供を模索しているという。
また、これまでCard ValidatorにページのURLを単純に入力することでTwitterカードの情報を更新できていたが、この方法は現在使えなくなったようだ。そして最大7日のキャッシュである。
そこでTwitterは、Twitterカードの情報を更新する方法として、「Troubleshooting Guide」にあるRefreshing a Card in a Tweetを案内している。具体的には、ページのURL(または、そのURLにパラメータを追加したURL)をbit.lyで変換させて、それを投稿することで、カードクローラーにサイトを再訪するヒントを提供できると説明している。ただし、新しいカード情報がTwitterに反映されるまで多少の遅延があるようだ。またTwitterカード用の画像のURLが同一のまま差し替えた場合、キャッシュの更新が上手くいかない可能性があるため、その場合にはページのHTMLで記述しているTwitterカードの画像のURLにパラメータを加えたりする必要がある(画像自体のURLを変えても良さそうだ)。