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Fitbitから新スマートウォッチ「Sense 2」「Versa 4」発表

「Fitbit Sense 2」「Fitbit Versa 4」新発売、「Fitbit Inspire 3」も発表

Pixel Watchへの序章と言ってしまうと、Fitbitファンに怒られてしまいますが、2021年からGoogleのグループとなったFitbitから、新しいスマートウォッチ「Fitbit Sense 2」「Fitbit Versa 4」が8月24日に発表されました。同時に、アクティビティトラッカーの「Fitbit Inspire 3」も発表されています。

アクティビティ記録デバイスなどの情報が得られる Fitbit オフィシャルサイト

Fitbitの公式サイトで、予約を受け付けており発売は9月29日からとなります。価格は、Sense 2が3万2800円、Versa 4が2万7,800円です。

Google StoreでもFitbitのスマートウォッチを取り扱っていますが、原稿執筆時点ではSense 2、Versa 3ともに準備中となっており、予約は受け付けていないので、発売日以降に購入可能になるのかもしれません。

Fitbit OS搭載します

GoogleがFitbitを買収した時点で、Fitbit独自の「Fitbit OS」に期待できる将来はないと考えていましたが、Sense 2とVersa 4には、先代に続いてFitbit OSが搭載されました。よって、ストアで入手したアプリやクロックフェースは引き続き使えます。

Fitbitの想定ユーザは、健康維持と促進を積極的に求める人々で、リッチなスマートウォッチ体験を提供するPixel Watchとは、想定ユーザが異なるはずなので、Fitbit OSとWear OSは共存することになりそうです。

安くなっている

値上げラッシュの昨今、多くのガジェットも御多分に洩れずといったとこですが、Sense 3とVersa 4は先代から値下げされています。

それぞれ、Sense 2は先代のSenseが3万9,990円だったので7,190円の値下げ、Versa 4は先代のVersa 3が2万9,990円だったので2,190円の値下げです。安くなった理由は語られていませんが、上位モデルとなるPixel Watchの価格設定と調整の結果かもしれません。

Sense 2とVersa 4の違い

Sense 2とVersa 4には、わずかですがケースサイズに違いがあります。

Sense 2は、縦40.5ミリ×横40.5ミリ×厚さ12.3ミリ。Versa 4は、縦40.5ミリ×横40.5ミリ×厚さ11.2ミリです。搭載されているセンサの違いでSense 2のほうが厚みが増えています。

ともに先代とも比較してみます。

Senseのサイズは、縦40.4ミリ×横40.4ミリ×厚さ12.3ミリです。厚みは変わらずで縦・横は0.1ミリ拡大しています。Versa 3のサイズは、縦40.4ミリ×横40.4ミリ×厚さ12.3ミリです。縦・横は0.1ミリ拡大していますが、厚みは0.1ミリ減少しています。ともに僅かしか違いはなく、これを感じのは難しいはずです。

重さは、軽くなったとのニュースがありますが数値は示されていないのでわかりません。ただ、もとが軽いので数グラム単位で軽くなっても、ケースサイズと同じで感じるのは難しいかもしれません。

センサ類は、Sense 2に心房細動の兆候を検出するセンサと、ストレスを管理するために継続的に皮膚電気活動を測定するセンサーが搭載されています。これがVersa 4との違いです。

Fitbitプレミアムと端末のセットはどうだろうか?

Fitbitは、月額640円のFitbit プレミアムへ加入しないと、多くの場合はセンサが計測した結果を見るだけにとどまります。Fitbitプレミアムへ加入すれば、計測結果を踏まえたアドバイスが受けられます。

これは、サーバ側で結果分析しているためなのか、端末販売ではなくサービス提供で利益を上げる構造にシフトしているのか、どちらにしてもFitbitのやろうとしていることは理解しますが、端末を活かせないようでば本末転倒のようにも感じます。

いっそのこと、Fitbitプレミアムと最新端末が使える権利をセットにした、サブスクリプションを提供してくれないかと考えます。これであれば、最新端末に搭載させるセンサーを活用したサービスを受けやすくなります。また、端末故障の修理も一部負担や保証として行ってもらえるのであれば「Fitbitは壊れやすい」の汚名も覆せるかもしれません。

Fitbitがホームドクターになるとは言いませんが、健康維持と推進のために欠かせない存在になるためにも、もう一歩踏み込んだ取り組みがあっても良いはずです。

今週は、このあたりで、また来週。

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