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期待のGoogle Pixel Watch、今わかっていること

10月6日(日本時間で10月7日23時)に開催されるMade by Googleで、Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」が発表されます。筆者しかり、期待して待っている方も多いはずです。今回は、Pixel Watchの今わかっていることをまとめておきます。

ケースや外観

ケースは腕時計らしい円形、サイズは、幅が40ミリ、厚みが14ミリと言われています。サイズバリエーションはわかりませんが、40ミリのケースだといまどきの基準では小ぶりな腕時計になります。風貌は、古典的な腕時計の雰囲気が感じられる丸みを帯びたドーム形状です。

正面から見て、右側の側面に竜頭があり、回したり押したりできるのでスクロールやタップとして使えるはずです。また、竜頭の上には物理ボタンが1つ搭載されています。これは、前の画面に戻るやホーム画面に戻るに使われるのかもしれません。竜頭の下には、マイク穴のようなものが確認できます。間違いなければ、電話の受話やGoogleアシスタントに使われるはずです。

公式ページでは、シルバーとブラックの本体カラーが確認できますが、カラーバリエーションは、シルバー、ブラック、ゴールドの3色展開となるようです。

バンドサイズは、20ミリで交換可能です。

公式ページでは、白と黄、そして黒のシリコン製のスポーツバンドが確認できますが、これ以外にもさまざまなバリエーションが用意されると言われています。フォーマルな場所でも使えるように、レザーや金属を使ったバンドが用意されると良いのですが。

ハードウェアのスペック

搭載されるプロセッサは、Exynos 9110とコプロセッサとしてARM M33が搭載されると言われています。Exynos 9110といえば、Galaxy Watch3に搭載されていたプロセッサなので、にわかには信じられませんが、Apple Watchも3世代続けて同じSoCが使われているように、スマートウォッチに使われるSoCは、技術的に大きな進歩がないのかもしれません。コプロセッサのARM M33は、モーションやセンサからの情報をリアルタイムで解析するために使われるのかもしれません。

メモリは1.5Gバイトで、ストレージは32Gバイトになると言われています。これは、Wear OS搭載の端末の中では破格のスペックです。

ディスプレイのスペックは、1.4インチで450×450ピクセルとしている情報もあります。これは、Exynos 9110がサポートするディスプレイ解像度が、854×480か480×480となっているので、あながち間違いではなさそうです。

バッテリ容量は300mAh程度で、1日は使えるだろうと言われています。

同じExynos 9110を搭載していたGalaxy Watch3が3日ほど使えたので、もう少し頑張ってほしいところですが、搭載OSの違いによる差なのかもしれません。充電方法は、マグネット式のワイヤレス充電になるのは間違いなさそうです。

日本で常用するには、Felicaへの対応が気になります。

9月8日に配信されたGoogle Play Servicesのアップデートで、日本向けにWear OSのGoogle Payが配信されています。Felica搭載のWear OSの端末が手元にはないので、対応状況は確認できていませんが、NFC搭載の端末では、NFC Payに対応したクレジットカードが追加可能なことは確認しています。

このタイミングで、Google Payがアップデートされたので、Felicaに対応しているのではないか?と期待はしますが、正式発表を待つことにしましょう。

ソフトウェア関連

ソフトウェア面は、多くの情報がありません。

搭載OSはWear OS 3と考えられていますが、搭載バージョンなどは明らかになっていません。Galaxy Watch5搭載のWear OSは、Powered by Samsungと付いており、Samsung独自のOneUIが搭載されています。

Pixel Watchは、今後のWear OSの基準端末にもなるので、カスタマイズの範囲は小さいと考えられますが、どのような扱いになるのか気になるところです。

Fitbitの健康管理・フィットネス機能が統合されるのは、Pixel Watchの大きな魅力です。これも具体的にどのように統合されるのかは、詳しい情報はありません。Fitbitアプリにクライアントとして登録して使うのであれば、Fitbitプレミアムで提供するサービスも使えるので、Fitbitの端末には魅力を感じるけど、スマートウォッチとして高い性能を持った端末が欲しいと考えるユーザーに最適です。

とはいえ、Apple Watchは健康管理のデバイスから、命を助けるデバイスへ進化しているので、Fibitの統合だけでは、近い将来、物足りないと感じるユーザーが増えるかもしれません。

今週は、このあたりで、また来週。

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