イラストレーターイシクラの「ITパスポート合格への道のり」

第7回イシクラ今までの学習を振り返る

本連載は、イラストレーターイシクラがITパスポートの取得を目指して、独学で勉強する様子を紹介するものです。第7回目は学習方法の振り返りと、これからどうするかを書いています。

ちょっと振り返り

前回過去問題を演習することができ、そこで一区切りついたかなあと思うので、今までのことを少し振り返ってみようと思います。

まず、一番に思うことは「合格点に達するレベルにいるみたいでよかった……」です。とりあえず合格できるくらいの知識はあるということが確認できて、非常にほっとしています。楽しみながら勉強はできていたけど、それが果たしてちゃんと身についているのか、とにかく不安だったんですよね。しかし、合格点に達していたということは、基本的な学習方法に問題はなかったと思ってよさそうです。

どのように学習を進めていたかというと、⁠参考書を読む→参考書の単元ごとについている問題演習を、読んだ範囲の分解いてみる→不正解、もしくは自信をもって答えられなかったら、そこに関連する範囲をもう一度読む」といった流れです。すぐに問題演習を行うことで、自分の理解度が把握できるのでおすすめです。これは、読んだだけで理解した気になってしまうことも防げると思います。

また、ITパスポートは覚えなければならない用語が多いため、暗記に頼るのではなく仕組みを理解しながら勉強していくことが大事だということも実感しました。暗記するだけではどうしても限界がきてしまう一方、仕組みを理解していると記憶に定着しやすいです。参考書を読み進めていると、今読んでいる章の中で前に読んだ章の知識がつながることもあるので、⁠あの時の話ってこういうことかー!」と理解が深まります。

このように仕組みを理解していた結果として、学んでいない用語でも、選択肢から推測して正解することができたのではないかな、と思っています。

そして、過去問題演習後の採点では、ただ正解していたかどうかを見るのではなく、各選択肢が何をあらわしているのか目を通すようにしていました。そうすることで、問われていた用語の意味の再確認だけでなく、⁠あ、この用語そういえばこんな意味だったな」と思い出すことができます。

選択肢の中から適切な記述をしているものを選ぶ問題では、不適切な選択肢のどこが間違いなのか、その間違いがどういった文章になっていれば正しい文章になるのかまで確認していました。このように、正解不正解だけでなく、そこからさらに理解を深めるために時間をかけて採点していくのは大事なのかな、と思っています。

足りない部分を埋めていこう

そんなこんなで、勉強方法としてはいい感じに進めることができたと思っています。が、合格点に届いているといってもまだ不安は残る状態ですし、知らない用語もあるのでもう少し勉強してから本番の試験に挑みたいなあ…… と考えています。

過去問題を解いてみてわかったのですが、キタミ式に載っていない用語もまあまあ問われているんですよね。そのあたりの知識を自分で調べて埋めていけば、不安な気持ちも薄れるのではないかともくろんでいます。

どうしていくかというと、過去問題を何年分か解いていき、聞いたことのない用語が出てきたら、その都度調べていくのがいいのではないかと思っています。わからないことをそのままにしておくのは良くないですもんね。

基礎的な知識は仕組みから理解しているため、なにか知らない用語を調べた時でも特につまずくことなく、理解できそうな気がしています。あとは、キタミ式でイラストを交えながら用語の解説がされているのを読んでいたからか、自分なりの理解を頭の中でイラスト化しながら読む癖のようなものができつつあります。なので、知らない用語を調べたあとに自分なりに図解してみるのも、記憶の定着にもよさそうだなあ、と思っています。

いっぱい演習するぞー!

過去問題はまだ1年分しか解けていないのですが、最低でも3年分は解きたいなと考えています。きっと問題を解いているときに、知らない用語もいくつか出てくるでしょう。

そこで!! さきほども書きましたが、その調べた単語を自分なりにイラストを交えながら次回以降解説していこうかなと! 思っています!

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