農林水産省がまとめる
国土交通省海事局がまとめる
私たちを取りまく社会は、だんだんと無人化・
一般道を走行中も、普段から30程度のGPS衛星の電波が受信できていることがわかります。山間部など天空が遮られる場所では受信できる衛星数も減少しますが、サブメートル級精度の測位では十分な数かもしれません。時代は進み昨今では、GPS衛星からの電波をとらえる数多くの基準局を設け、それらからの情報を集約配信し、地殻変動量補正を加えるなどしてセンチメートル級精度を実現することも可能になりました。
図2は、スマートフォンと高精度GPSレシーバならびにインターネット経由で補正情報を加えた状態での測位ズレを見える化したものです。端末はまったく同じに、投入される測位情報の精度を変化させて同じ場所を徒歩で計測したものですが、極めて正確な位置情報を得られていることがわかります。いずれ近い将来、私たちと無人機であるさまざまな機械が共存する社会がすぐそこまで来ています。引き続き、当研究所は未来の形とその変化を見つめていきます。゚