年末・
空港や駅で待ち時間に、ストリーミング動画を楽しんだりマンガや小説を読むなどして、タブレットを使う機会が多いはずです。
Androidタブレットの主流は、10インチディスプレイを搭載するタブレットです。
このサイズであれば動画やマンガを快適に楽しめますが、持ち運びや取り回しの良さでは、もうひとまわり小さい8インチクラスのタブレットに分があります。そこで、今回は、旅行のお供に最適なタブレットをピックアップしてみます。
8インチタブレットは選択肢がない?こともない
のっけからですが、コロナ禍を経てAndroidタブレットの選択肢は増えましたが、主流は10インチクラスで、目的となる8インチクラスの選択肢は限られます。
とはいえ皆無ではないので、今回は中国メーカ
昔話になりますが、Googleの7インチタブレット
Amazon Fire HD 8 Plus
Amazonのサービスをよく利用するのであれば、これがオススメです。
1万3,980円からの価格で購入できるので、手軽に安心して手にできるタブレットです。また、2022年に発売された第12世代モデルはUSBポートがUSB-Cなので、FireタブレットのためにmicroUSBのケーブルを持ち運ぶ必要もなくなりました。
Fire HD 8 Plusには、オプションでワイヤレス充電スタンドが用意されています。
これにFire HD 8 Plusを置くと、AlexaのShowモードが起動してEcho Showのように使えるのも見逃せません。
この価格帯のタブレットは、どれもディスプレイの品質が高くなりましたが、音に関してはまだ差があります。たとえば、ステレオスピーカが搭載されているものの、音質はもう1つという端末は多くあります。この点でFire HD 8 Plusは、Dolby Atmosデュアルステレオスピーカが搭載されており、同価格帯のタブレットではピカイチの音質といっても過言ではありません。
Fire HD 8 Plusには、Googleモバイルサービスが搭載されていないので、Playストアが使えませんが。これだけでなく、Google純正のYouTubeアプリやPlayブックスが使えません。これらが必要であれば割り切ることにになります。
Blackview Tab 6
Blackviewと言えばタフなスマホを販売しているイメージですが、近年はAndroidタブレットやWindows PCやスマートウォッチも扱うようになっています。とりあげるBlackview Tabは、1.
Blackview Tab 6 3GB + 32GB8インチ4Gタブレット – Blackview Official Store
このタブレットは、2つの見るべきポイントがあります。
1つは、Doke OS_
低価格タブレットの中には、AOSP版のAndroidを乗せただけで最適化されていないもが多くあります。Blackviewは、自社端末向けにカスタマイズしたAndroidを使っているので、それらと比較すると最適化面では期待できます。
もう1つ、Blackview Tab 6は、中国Unisocが開発するUnisoc T310を搭載します。2019年に発表されたSoCで、1×A75
AnTuTu v9のスコアが15万点越えという結果もみるので、Unisoc T310はミドルローあたりのタブレットでは、他を寄せ付けない性能を発揮しています。
このタブレットは、Googleモバイルサービスが搭載されているので、Playストアや他のGoogleのサービスも使えます。ただ、独自OSゆえなのか互換性のないアプリがときどきあるようなので、このあたりは割り引いて考える必要はありそうです。
今週は、このあたりで、また来週。