本連載は、イラストレーターイシクラがITパスポートの取得を目指して、独学で勉強する様子を紹介するものです。第10回目は、ITパスポートを受験するにあたっての流れを説明します。
7月中旬にITパスポートの勉強を始めてから、驚くことにもう4か月ほどが経ちました。参考書も一通り読めたし、過去問題も何回分か解くことができて、あとは試験を受けるだけ!という段階になっています。ので、次回実際に試験を受けてこようと思います!試験を受けるためには、日程を決めて申し込まなければなりません。今回は、そんな試験の申し込みの流れを書いていきます。
アカウントを作ってから、試験の申し込みをしよう
まず、受験を申し込むにはITパスポートを主催しているIPAのサイトへアクセスします。「ITパスポート 受験申込」などのキーワードを入れて検索すれば出てくると思います。私はてっきり、「サイトへたどり着ければ、後は日程と試験会場を選ぶだけでしょ? らくしょう、らくしょう~」と思っていました。が、そんなことはありませんでした。申し込みまでの流れを簡単に書くと、「アカウントの仮登録」→「アカウントの本登録」→「受験の申込」となるのですが、どの手順も意外と時間がかかるのです…… なので、時間に余裕があるときに取り掛かることをお勧めします。
まずは最初の手順の「アカウントの仮登録」から。流れとしては、「利用者ID(自分の好きな英数字を入力する)とメースアドレスを入力する」→「入力したメールアドレスに届いたメールに書かれている仮パスワードを確認し、同メール内に記載されているURLをクリックする」→「URL先のページで利用者IDと仮パスワードを入力しログインする」といった感じです。
あ、この時に決めた利用者IDは受験時に必要となるので、忘れないよう注意が必要です。
お次は「アカウントの本登録」です。アカウントの本登録では、最初の手順である「アカウントの仮登録」の最後にログインしたページからの説明になります。
流れとしては、「画面左にある『利用者情報登録』の文字をクリックする」→「表示されたページにある入力項目をすべて入力する」の2つのみなのですが、地味に時間がかかります。
さて、アカウントを作成することができたら最後の段階「受験申込」です。やっと受験申込ができる状態になりました。利用者メニューを表示させて、画面左にある『受験申込』をクリックしましょう。
その後の流れとしては、「表示されたに日本地図から、自分が受験したい地域を選ぶ」→「試験会場一覧から、自分の行きやすい会場を選ぶ」→「カレンダーから受けたい日程を選ぶ」→「選んだ日程のうち、受験したい時間帯を選ぶ」→「アンケートに答える」→「支払い方法を選ぶ」といった感じです。
唐突な「アンケートに答える」に、私は思わず笑ってしまいました。ぱっと見た感じだと回答しなければならないものが多く見えますが、回答必須のものは少ないのでサクッと答えてしまいましょう。
また、注意点としてクレジットカード払いとコンビニ払いでは、受験できる日程に違いが出てきます。クレジットカード払いの場合だと、申し込みした次の日から3か月後までの試験日を選ぶことができます。その一方、コンビニ払いだと申し込み5日後から3か月後までとなっているんですね。
つまり、「明日受けたい!!」と思ったら、クレジットカード払いにしないといけないわけです。
土日の試験日は意外と日程がすぐ埋まりやすい!?
受験を申し込むまで、私はなぜか「まあ、きっと試験直前でも空きがあるだろう」と高をくくっていました。しかし、試験開催状況一覧を見てびっくり! 直近の土日はほぼ埋まっています。少し冷や汗をかきました。冷静に考えればそりゃそうですよね。平日は学校だったり、仕事だったりで受けられる人は少ないですもんね。
私もそれは同じで、平日はアシスタントのお仕事があるため、土日のどちらかで受験することを考えていました。幸い希望している日時が1枠だけ残っていたため、申し込むことができましたが、タイミング悪くその枠がなかったらと思うと恐ろしいです…… 何事も余裕を持たないとだめですね。
直近の土日が埋まっていて「これはやばい!」と思ったとき、試験会場の多そうな東京を探してみても、やはり土日はほぼ埋まっていました。なので! 土日に受けようと思っている方は、日程に余裕をもって申し込みすることを強くお勧めします!!
試験当日の流れなどは受験の終わった次回、感想なども交えながら書ければなと思っています。まずは合格できることを強く信じて!試験に挑んでいこうと思います!!