イラストレーターイシクラの「ITパスポート合格への道のり」

第11回イシクラITパスポートを受験する

ついにITパスポートの試験を受けてきました!会場へ向かう準備をしているときはそこまで緊張していなかったのが、会場に近づくにつれて緊張度が増していったことを覚えています。今回は実際に試験を受ける際の注意点や、受けてみて分かったことなどを書いていこうと思います。

必要な持ち物

まずは、試験当日に会場へ持っていくものから。それは、⁠本人確認書類」「確認票」の2つです。

「本人確認書類」は文字のままですね。パスポートや、運転免許証などが該当します。学生の方は、顔写真つきであれば学生証でも問題ないようです。

そして「確認票」というのは、試験申し込みが終わった後にダウンロードできるファイルのことです。この確認票には、受験時に必要となる受験番号、利用者ID、確認コード、当日の注意点や会場へのアクセスなどが書かれています。このファイルをあらかじめダウンロードして、紙に印刷し、試験会場へ持っていく必要があります。もし印刷できる環境がない場合は、⁠受験番号⁠⁠、⁠利用者ID⁠⁠、⁠確認コード」が受験する際に必ず必要になるので、この3点をメモ帳に控えておくなどして、試験会場へ持っていきましょう。

「本人確認書類」「確認票⁠⁠、どちらか1つでも忘れてしまうと、試験を受けることができなくなってしまうので、当日になって慌てないよう前日までに準備しておくことをお勧めします。

試験会場内に持ち込めるものは少ない!

試験に持ち込めるものは、⁠確認票⁠⁠、⁠受験者注意説明書(当日配布されます⁠⁠、⁠ハンカチ⁠⁠、⁠ポケットティッシュ(広告などは抜く⁠⁠、⁠目薬」のみです。スマートフォンはもちろん、腕時計も持ち込むことはできません。筆記用具はあらかじめ準備されているので、安心してください。持ち込めないものはロッカーにしまってから、試験を受けることになります。ロッカーの鍵は受付をした際にもらえます。

試験の流れ

試験の大まかな流れは、⁠受験会場に行く⁠⁠→⁠受付をする⁠⁠→⁠試験の説明を受ける⁠⁠→⁠試験を受ける」といった感じです。これだけでは伝わらない情報もあるので、もう少し細かく説明していきます。

最初の「受験会場に行く」はそのままです。なので、試験会場に着いたあとの「受付をする」から細かく書いていきます。受付をする際には、⁠確認票」「本人確認書類」を提出します。そして受付が終わると、ロッカーの鍵を渡されます。これは先ほども書きましたが、試験時には持ち込めないものをしまうためですね。

受付が終わったら試験が始まる20分前まで、ロッカーの近くに置かれている椅子に座って参考書を読んだり、スマートフォンをいじったりしていました。私はてっきり、受付をしたらすべての荷物をすぐにロッカーにしまわなければいないと思っていたので、少しでも勉強の時間を取れるとわかってほっとしました。

次は「試験の説明を受ける」です。試験開始時刻20分前になると、試験の説明のために試験を受ける部屋へ移動しなければいけません。部屋へ移動するとき、もう一度本人確認が行われます。なので、本人確認書類も部屋へ持ち込むことになるのですが、これは試験が始まる前にポケットにしまうか、会場が用意した封筒にしまうように指示されます。免許証に書かれている文字などがヒントにならないようにするためなのか、不正行為に対する徹底ぶりがすごいです。

部屋に入ったら、確認票に書かれている座席番号と同じ番号のパソコンの前に座って説明を聞き、確認票に書かれているIDなどをパソコンに表示されている画面に入力してログインします。ログインした後の画面にも、試験の受け方などが書かれているのでじっくり読みましょう。読み終わったら、試験開始時間になるまでパソコンの前で待機します。おそらく10分ほどはあったんじゃないかなあと。心の中で「この時間も勉強に回せたらいいのに……!」と強く思いましたね。

さて、いよいよ「試験を受ける」です。試験開始時刻になったら、どんどん問題に答えていきましょう!試験時間は120分ありますが、それより前にすべて答え終わったら途中退出することも可能です。しかし、私の受けた試験会場で途中退出する人はいませんでした。120分経過したら、回答はできなくなり試験が終わります。

CBT方式って楽かも!

ITパスポートは「CBT方式」という形式で試験が行われます。先ほどから当たり前のように「パソコンを使って~」と書いていますが、このように紙ではなく、パソコンに回答する方式のことをCBT方式といいます。

この方式でいいなあ!と感じたところが、⁠後で見直したい問題に印をつけておくことができる」という機能があったことです。また、画面左下に回答状況一覧が表示されていて、問題番号をダブルクリックすることで、その問題へ移動することができます。この機能のおかげで、見直したい問題や未回答の問題へ瞬時に移動することができるのです。便利ですね~

ほかにも、試験終了時間が迫ると「残り10分をきりました」のような文言が画面に表示されます。なので、時間を見るのを忘れていて全問回答できなかった!という状況は避けられると思います。

そして試験終了とともに、採点が始まります。各分野と全体の得点が表示され、確認出来たら終了ボタンを押して試験終了です。この時の動悸の速さといったら、もうすごかったです。……そう。つまり、合否結果はすでに分かっているのです。が、それについては次回詳しく書いていこうかなと思っています。果たして合格していたのか、不合格だったのか。次回の更新は、いつもと違い特別で来週となりますので、ぜひそちらの更新から確認していただけると嬉しいです!

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