ソフトウェアテストに関する日本最大の年次イベント、ソフトウェアテストシンポジウム 2023 東京
毎年初日に行われるキーノートには、海外から著名なソフトウェアテスト書籍の著者や有名企業のテスト責任者など豪華な登壇者による講演が行われます。今年もカオスエンジニアリングの提唱者Casey Rosenthal氏による講演が予定されています。
一方、イベントのエンディングを飾る招待講演には、ソフトウェアテストにこだわらず多彩で個性的なスピーカーが登壇するいわば
そして今年
編集者目線で臨む“JaSSTの景色”とは?
- ――
「JaSST/ソフトウェアテストシンポジウム」 を知っていましたか? - はい。知っていました。弊社が以前に
『ソフトウェア・ テストPRESS』 というテスト専門誌を出版していたり、立ち上げのメンバーの皆様のお名前を存じていたことも大きいと思います。残念ながら参加はしたことがありません。 - ――なぜご自身にJaSST招待講演の依頼が来たと思いますか?
- JaSST実行委員の島根義和さんと元々つながりがあったのですが、ソーシャルメディアなどでの私の発信をご覧いただいていたことが大きいのではないかと思います。
- ――最初に話が来たときどう思いましたか?
- 「品質のプロというわけでもなく、場違いにもほどがあるのでは?」
「何をお話しすればいいんだろう?」 と思いました。
JaSSTの歴史や開催規模もある程度存じていただけに、余計に不安になりました。 - ――そんな不安の中、なぜ引き受けたのでしょう?
- 「書籍編集者が何をしているかをわからない方も多く、情報もあまりないと思うので、そこを話すだけでも興味を持ってもらえると考えている」
とお話しいただき、それならばなんとかなると思った次第です。また、今年のテーマが 「越境」 と聞いて、越境をテーマにした書籍を手がけた立場から、拙くても何かお話しすべきだと思いました。 - ――今回の講演を行うことで、編集者として得るものは? 期待はありますか?
- 歴史あるイベントに登壇する機会をいただけたのはとても光栄で、その経験が何より大きな収穫です。参考になったところもならなかったころも、フィードバックをいただけることに期待しています。
- ――最後に、今回の講演の見どころ、そして誰に見て欲しいか、参加するテストエンジニアの皆さんにひと言お願いします。
- 出版とソフトウェア開発・
運用では規模がまったく違いますが、共通点や、意外に応用できそうな観点もあるのではないかと思います。特にプロジェクトマネージャー/ プロダクトマネージャーの方にご覧いただきたいです。 「越境」 というキーワードについて、少しでもヒントをご提供できたらうれしく思います。
JaSST'23 Tokyoの大トリ,
また3/
「JaSST'23 Tokyo」開催概要
日時 | 2023年3月9日 |
---|---|
テーマ | 相互理解で広がる世界 |
開催形式 | オンライン |
参加費 | 2日券 8,300円 |
申込み | 公式Webサイトから事前購入 |
対象者 | ソフトウェアの品質やテストに興味のある方 |
URL | https:// |
@jassttokyo | |
主催 | 特定非営利活動法人 ソフトウェアテスト技術振興協会 |