オープンソースのプロトタイピングツール「Penpot」、1.17でベータが取れて正式リリース

オープンソースの設計およびプロトタイピングツールPenpotは1月31日、バージョン1.17をリリースした。これまでベータ版の扱いだったが、今回ベータが取れて、正式版として初めてリリースされた。また、公式サイトのデザインも更新されている。

Penpotの公式サイト

このリリースに伴い、⁠Unboxing Penpot official launch」というライブ配信も行われた。

Penpot 1.17には、以下の新機能が搭載されている。

  • フレックスレイアウト:CSS Flexレイアウトを適用できるようになった
  • コード検査:Workspaceに新しくInspectパネルが導入された。
  • Webhook:Webhookが導入された。APIドキュメントが提供されている。
  • アクセシビリティの改善:色のコントラスト、代替テキスト、セマンティックラベル、フォーカス可能なアイテム、キーボードナビゲーションが改善された。

ほかにも、ネストされたボードのインタラクションの改善、Boardに対するオーバーレイインタラクションの改善などが施されている。

Penpotの今後については、正式リリースを確実なものにするように現在力を注いでいるが、テーマとして、プラグインアーキテクチャ、より多くのレイアウトオプション、デザインアセットのより良い管理、Gitリポジトリとの統合などを検討しているとのこと。またパフォーマンス面では、機会と課題の両方があるとし、16GBのプロジェクトがPenpotで非常にスムーズに実行できるようにしたいと述べている。

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