2022年末から、ベータテストが行われていたNothing OS 1.
Nothing OS 1.
Nothing OSとは、Nothing Technologyが販売するNothing Phone (1)に搭載されている独自OSでAndroidベースです。リリースされたバージョンは、1.
今回のアップデートでAndroid 13ベースとなり、これで出来ることがNohting OS 1.
たとえば、アプリの初回起動に通知の許可を求める仕組み、アプリから写真を選択するときに、メディアへのアクセス許可を求める仕組みが搭載されているので、より安心して使えるようになりました。
他、Material Youのダイアミックカラーが多彩になったのも搭載されています。
この仕組みはNothing OSの独特テイストと喧嘩するのではないかと危惧していましたが、実際に使ってみると余計な心配だったことがわかりました。
また、小粒ながら独自機能が追加されているので、気になったものをピックアップします。
サウンドライブラリが追加
Nothing Phone (1)といえば、背面がピカピカするGlyph Interfaceです。
今回のアップデートで、Nothing Machines(1)に加えて、Nothing Machines(2)が追加されて、背面LEDの新しい点灯パターンとサウンドが楽しめます。他、新しい壁紙も追加されています。
Nohting Phone(1)がおもしろいのは物理デザインだけでなく、光や音でもPhone (1)だと判断できる特徴付けがされているところです。iPhoneのマリンバの着信音は、それだと分かる音でしたが、光や音を使って特徴付けしたスマホは数少ないので、独特のセンスを持つ人たちが開発に関わっている印象を受けます。
MWC 2023で、Unihertzは
今は公開が取り下げられていますが、公式のTwitterで端末画像が公開され、これがNothing Phone (1)に似た端末だったようです。
これのウケが良ければ、フォロワー端末がさらに増える可能性もあります。Glyph Interfaceは、いまはキワモノかお遊び程度の扱いですが、光や音を使う特徴付けが当たり前になる日が来るのかもしれません。
Unihertz Will Exhibit at the MWC 2023 and Will Launch A New Model, Luna
独自の天気アプリが追加
独自アプリとして
これのインターフェースが特徴的で、今日の天気が特徴的なドット絵で表示されます。他、空気の質やUVインデックス、湿度、風速が分けされてサークル内に表示されます。
実際の動きが確認できていませんが、設定の
このタイミングで天気アプリを追加するのは、余程の自信があるのか、この後に出てくる何か仕掛けとの連携があるのかもしれません。
ロック画面のショートカットがカスタマイズ可能に
ロック画面の下に表示される、アプリへのショートカットもカスタマイズができます。インストールしているアプリが割りてられるわけではなく、デバイスコントロール
Android 13の標準では、ロック画面のショートカットにデバイスコントロールが割り当てられています。これは、Google Homeを使ってなければ邪魔になります。Android標準がダメなだけに、Nothing OSのカスタマイズ機能は良い仕組みだと考えています。
OS動作に関わる機能
OSの動作速度に関わる機能追加も行われています。
「新しい自己修復機能」
もうひとつ、バックグラウンドメモリの割り当てを増やして、頻繁に利用するアプリの起動時間を短縮する仕組みも追加されました。最大で50%、速度向上が見込めるようです。
今週は、このあたりで、また来週。