Linux Daily Topics

Fedora Linux 38 Beta公開、最終リリースは4月末予定

Fedoraプロジェクトは3月14日(米国時間⁠⁠、⁠Fedora Linux 38 Beta」を公開した。

Announcing Fedora Linux 38 Beta -Fedora Magazine

Fedora Linux 38 Betaではデフォルトデスクトップ環境に現在RC版の「GNOME 44」⁠3月末正式公開予定)を採用、新しいロックスクリーンや「バックグラウンドアプリケーション」セクションの追加、アクセシビリティの改善などが行われている。

セキュリティ機能のアップデートとしては、バッファオーバーフローを防ぐためパッケージがより厳密なコンパイラフラグを使用してビルドされているほか、RPMパッケージマネージャには独自の実装ではなくSequoiaベースのOpenPGPパーサが使われている。また、プログラミング言語/ライブラリもアップデートされており、Ruby 3.2、GCC 13、LLVM 16、Golang 1.20、PHP 8.2などが含まれている。

Fedora Linux 38の正式リリースは現時点で4月25日に予定されている。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧