Google I/
それでは、順番に見ていきます。
ミドルレンジの枠を超えた「Pixel 7a」
Pixelの
Pixel 7aは、Pixel 7/
Pixel 7シリーズとの違いは、カメラのセンサとディスプレイサイズです。
6インチ前後のディスプレイを搭載する端末が少なくなっているので、カメラ性能よりも端末のサイズが重要という方には最良の選択です。
Google Japan Blog: Google Pixel 7a 新発売、優れたハードウェアとソフトウェアの性能をお求めやすい価格で
優等生タブレット「Pixel Tablet」
Pixel Tabletは、少し肩透かしをくらった感がありました。そつなくまとまった優等生ですが、他と比較して飛び抜けた特徴のないタブレットにも感じます。
Pixel Tabletは、Tensor G2プロセッサ搭載、メモリは8Gバイト、ストレージは128Gバイトと256Gバイトから選択できます。ディスプレイは10.
スピーカは4個搭載です。筆者が知る限り、同じ数搭載するのは、iPad Proだけです。これと同様に本体の向きに合わせて、高音と低音を再生し分けるのか不明ですが端末で再生される音は期待できそうです。ドルビー・
唯一とも言える特徴が充電スピーカーホルダーです。
これは、端末の充電だけでなく、ハブモードにするとNest Hubのように使えます。
スピーカの最大出力は15Wで、タブレットのそれより4倍もの低音が再生できるとしているので、音楽鑑賞にも使えそうです。
ハブモードでは、スマートホームの制御に使えます。これからスマートホームを構築するという場合は、Pixel Tabletを中心に構築する魅力的な選択肢となりそうです。しかし、何らかで構築していればMatter対応が鍵となりますが、今のところ対応に関する情報は出ていません。
他、純正の外付けキーボードが無かったのは意外でした。
キーボードが欲しい人は
Google Japan Blog: Google Pixel Tablet 新登場、持っても置いても使いやすいタブレット
ライバルはGalaxy Z Fold「Pixel Fold」
最後、Pixel Foldです。6月20日に予約開始で7月中旬に発売です。
もう二つ折りの端末を見せられても驚くことはありませんが、現実的な選択肢はGalaxy Z Foldシリーズのみなので、Pixel Foldはこれに次ぐ選択肢になります。とは言え、Pixel Foldの価格は25万3,000円なので、誰しもが気軽に買えるものではありません。
比較対象のGalaxy Z Fold 4
Z Fold 4は、ディスプレイを開くと縦長のタブレットのようになりますが、Pixel Foldは横長のタブレットのようで、タブレット向けのコンテンツが閲覧しやすそうな印象を持ちます。また、ディスプレイを左右に分けて、アプリを並べて表示できるようなので、Surface Duoが提案する使い方もできそうです。
SoCはTensor G2で、メモリは12Gバイト、ストレジーは256Gか512Gバイトから選べます。性能面では心配するところはありません。現地で端末を触ったメディアのレビューでは、画面を開いた時の折り目とベゼルの太さが指摘されています。折り目は仕方がないとして、ベゼルは次の改良に期待といったところでしょうか。
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Google Japan Blog: Google 初の折りたたみスマートフォン、Google Pixel Fold が新登場
今週は、このあたりで、また来週。