さくらインターネット、ブラウザから無料で利用できるシェル環境 「さくらのクラウドシェル」提供開始

さくらインターネット⁠株⁠は、ブラウザから無料で利用できるシェル環境「さくらのクラウドシェル」の提供を2023年5月25日より開始した。

「さくらのクラウドシェル」はクラウド上に構築されたオンラインのシェル環境で、あらかじめプログラミング言語やエディタなどの開発ツールや各種の実行環境など、開発者向け環境がインストールされているので、ローカルの環境に関係なくすぐに利用することができる。

基本機能は会員登録不要のプランにて利用可能。会員登録を行うと、ポートのアクセス制限が緩和される。これによりデプロイ・リリース用サーバとしての利用や外部I/Fを利用するようなプログラミング環境としての利用などが可能となる。

主な仕様は以下の通り

対応ブラウザ

  • Google Chrome
  • Mozilla Firefox
  • Microsoft Edge
  • Apple Safari

※ いずれも最新バージョン

インストールされているツール

  • 開発言語(Python、Ruby、Node.jsなど)
  • Vim
  • Emacs
  • tmux
  • Git
  • Ansible
  • Terraform
  • usacloud(さくらのクラウドを操作できるCLI)

データ保存領域

なし

アクセス制限

会員登録なし
アウトバウンド:全拒否
インバウンド:全拒否
会員登録あり
アウトバウンド:ポート 22/53/80/443/1024-65535 許可
インバウンド:戻りのみ許可
「さくらのクラウドシェル」会員登録なしでの利用イメージ
「さくらのクラウドシェル」会員登録なしでの利用イメージ

利用、申し込みはさくらのクラウドシェルのトップページから。

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