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NVIDIA製GPU H100を2000基以上導入予定
事業対象期間は2023年度~2028年度まで、総事業費135億を予定しており、この事業で経産省の
整備に採用されるのはNVIDIA製の最新GPU
サービスの利用料はまだ決定していないが、月額数万円~数千万円の体系で、小規模なスタートアップからエンタープライズユーザまで幅広いニーズをカバーしたいとのこと。現在アンケートを募っており、ユーザからの要望をまとめている。なおこのアンケートから無償トライアル、および先行利用の申込みを行うこともできる。
今回のAI用クラウドインフラを整備する石狩データセンターは既存施設に空きがあり、将来の拡張を見据えた設備投資により、現在は受電容量のうち20~30%しか使用していないため余力があり、サーバールームの増設により10EF規模、さらに新しいデータセンター棟を建設すれば20~30EF規模の拡張も視野に入るという。
また石狩データセンターでは再生可能エネルギー100%の電力運用を実現し、CO2輩出実質ゼロでサービスを提供可能としている。さらに北海道の冷涼な気候を利用した空調により冷却コストも抑えられ、環境負荷も他のデータセンターより低い。高速GPUによるAIインフラの運用にはこれまで以上に大量の電力消費と発熱が予想されるが、現在実地検証しながら検討中で、より良い方法を計画していく予定。
なお、現在は生成AI向けインフラサービスのみの計画が進んでいるが、今後社員からの提案によっては、より上のレイヤとなるソフトウェアをからめたサーヒス事業を強化する可能性もあるとのこと。