スマートウォッチに変えて機械式の腕時計を身に着けるようになり、そろそろ半年が経とうとしています。これまで、スマートウォッチかスマートバンドを欠かさず身につけていたガジェット大好物の筆者が、スマートウォッチを使わなくなったキッカケをご紹介します。今回は、Androidの話題がメインではありませんがお付き合いください。
スマートウォッチを使わなくなった気付き
多くの人が有用性を認めた結果ですが、街を歩く人の左手首を見ると何らかのスマートウォッチやスマートバンドを身につけています。身をおくIT業界で言えば、Apple Watchが多く間違いなく被ります。この点、Pixel Watchは、まだレア度が高いスマートウォッチです。
有用性は身をもって感じているものの、天邪鬼気質の筆者は他人と被るのが嫌で、季節やTPOでバンドを交換するなど、違うところを出す工夫はしてみました。しかし、これは何か違うと思いながら悶々とする日々を過ごしていました。
志向を変えて、腕時計としての質が高いスマートウォッチ
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これは腕時計として素晴らしい仕立てで、これまで所有したスマートウォッチにはない、身に着けることの悦びが得られました。これがドンピシャで、身に着けるものは、益よりも悦びが得られるものを求めていたのかと気付きました。高い勉強代となりましたが、この後からはスマートウォッチから距離を置くようになりました。
なくて困ることはなかった
スマートウォッチから距離を置いてわかったのは
さて、情報管理ツールとして、たとえば、腕で通知が確認できれば、日常生活で見落としがなくなり、ありがちな
先の
健康管理機能だけはほしい
とは言え、スマートウォッチの健康管理機能にはメリットを感じていたので、これが無くなるのは惜しいとは考えました。世の中には別の選択肢があるもので、2016年ごろからスマートリングの
Oura Ring. Smart Ring for Fitness, Stress, Sleep & Health.
これの初代は、ゴツい指輪で身に着けていると邪魔になることもあり、利用頻度はそう高くはありませんでした。
2代目は、大きめの指輪程度の見た目になり、毎日に近い頻度で身に着けるようになりました。また、収集された健康データの分析結果が、自分には有益なものと実感したのもこのころです。
3代目は、見た目のスマートさに磨きがかかり、センサーの精度も高くなり、毎日の健康管理ツールとして愛用するようになっており、いまや欠かせないものです。
OURA Ringは、名が示すとおり指輪の形をしたガジェットです。あたりまえですが左手首は空くので腕時計との相性が抜群です。身に付けることで健康管理のキッカケを得ながら、お気に入りの腕時計が着けられるので、この組み合わせで不自由なく日々生活しています。
身に付けるものには保守的なのか
昔から、人が身に着けているものは大きな変化がありません。もしかすると本質的なところで、変化を求めていないことが理由かもしれません。先で触れた、OURA Ringは、その見た目や使い方は昔からある指輪と変わらないので、使い続けられているのかもしれません。スマートウォッチも、それほど変わらないのですが、僅かなさじ加減なのかもしれません。
今週は、このあたりで、また来週。