8月18日、GoogleはPixel TabletやPixel FoldをサポートするAndroid 14 Beta 5.
Android 14 Beta 5がファイルベースとしてリリースされましたが、これに致命的な不具合があったために、修正版としてリリースされています。すでにファイナルルベータがリリースされているので、数週間以内には正式版がリリースされるはずです。
OnePlusは、Android 14をベースにしたOxygenOS 14を9月25日にリリースするこを明らかにしたとAndroid Policeが報じているので、正式版は想像よりも早いタイミングでリリースされるのかもしれません。
OnePlus phones will start getting Android 14 on September 25
Googleは、Made by Googleのイベントを10月4日に開催すると発表しました。Pixel 8シリーズがこのタイミングで発表されて、これまでに、Android 14の正式版がリリースされるのは間違いなさそうです。
Android 14の新機能をおさらい
今回は、もうすぐリリースされるAndroid 14のおさらいを兼ねて、気になる新機能をいくつかピックアップしてご紹介します。
バッテリ関連機能が強化
まずは、バッテリ周りからです。
バッテリ消費量の表示が、これまでのアプリごとのバッテリ消費量に加えて、システムコンポーネントごとのバッテリ消費量をパーセントで確認できるようになりました。
たとえば、筆者の場合はモバイルネットワークが49%、Wi-Fiが24%、通信関連で7割を占めていることが確認できます。これは、使っていない時間が長かったのが理由かもしれません。
他、バッテリセーバー画面も刷新されています。
設定を
画面フラッシュで通知を確認
新しい通知方法が追加されます。
「設定」-
他、画面の点滅だけでなく、カメラのフラッシュを点滅させることもできます。これは、かなり強烈な光が出るので利用時には注意が必要です。
通知に関しては、アプリ個別の通知設定の中に、全画面通知を許可する・
ホーム画面とロック画面カスタマイズ幅が増える
ホーム画面とロック画面のカスタマイズ幅が増えています。
これまでシステムカラーは、設定された壁紙からカラーパレットが自動生成されて、いくつか提示された好みのカラーパレットを選択して設定できました。これに加えて、モノクロのカラーパレットや単色のキーカラーを選択できるようになりました。
設定は、
ロック画面に表示する時計が、複数のデザインから選択できて表示の大きさも選択できます。
ロック画面の左右下に表示されるショートカットもカスタマイズできます。
それぞれ、個別にシステムが持つ機能を割り当てできます。残念ながら好きなアプリを設定できません。誤操作を嫌う場合は
設定は
予測方戻るアニメーション
画面を戻る操作を行う時は、画面端から中央に向けてスワイプします。この操作をすると、画面の上に矢印のアイコンが表示されます。この時、アプリを閉じ操作になる場合は、アプリ画面が縮小されてホーム画面が表示されます。これで、アプリを閉じることが視覚的に確認できます。
Add support for built-in and custom predictive back animations | Android Developers
開発者向けページで説明されているように、設定アプリで同じ操作を試してみるのですが、筆者のPixel 6 Proでは、なぜか例のような動きをしないので、直前に機能変更が入った可能性はあります。
アプリクローン機能
同じアプリを複数起動できるアプリクローン機能が提供予定です。
LINEやFacebookなど、ひとつのアプリで1アカウントしか扱えないアプリでは重宝しそうです。この機能は、ベンダ判断で有効・
今週は、このあたりで、また来週。