Googleは、Pixelシリーズの最新作
まずは、気になる価格から
価格は、Pixel 8が11万2,900円、Pixel 8 Proが15万9,900円からとなっています。どちらも前シリーズから値上げされています。これは、円安も要因となっていますが、米国でもPixel 8シリーズが100ドル値上げされているので、部材費高騰なども値上げの要因となっているようです。
Pixel 7シリーズの価格設定が、当時の為替レートを反映しない、攻めの価格だったので、もしかすると今回も?
前作までの攻めの価格設定は、これまで皆無に近かったPixelシリーズの市場形成するために取られたバーゲンで、一定のシェアが得られた現在では、自ら安売りをする必要がないと判断されたのかもしれません。
Pixelシリーズはハイエンド端末でありながら、手頃な価格だったので、Googleの良心を具現化した端末だと感じていましたが、やはり良いものは高価という世の常に落ち着きました。
さて、本連載でも
性能アップした「Google Tensor G3」
搭載されているGoogle Tensor G3は、ビッグコアのCortex-X3:1コア、ミッドコアのCoretex-A715:4コア、リトルコアのCortex-A510:4コアの構成でリーク情報とおりの構成です。
また、前作Pixel 7シリーズ搭載のTensor G2は、Tensor G1のマイナーチェンジ版で、性能の向上幅がCPUは約14%、GPUは5%程度と言われ、性能的には大差のないものでした。しかし、Tensor G3はTensor G2比でCPU性能が25%ほどアップしているとの話が出ているので、今回は性能向上の期待は持てそうです。
ただ、Pixel 8とPixel 8 Proで性能差があるようです。
筐体が小型化されたPixel 8では、十分な冷却が行われずサーマルスロットリングによる性能低下があり、Geekbench 6のシングルコアの結果では11%程度の性能差があることを、PBKreviewsがYouTubeに比較動画を公開しています。この動画では、3D Mark Benchmarkの結果も確認でき、これでもPixel 8 Proが上回るので、どちらを買うか悩んでいる場合、性能重視であればPixel 8 Proを選ぶことになります。
余談ですが、Tensor G3はTensor G2からの改変幅が大きいので、Tensorプロセッサーは、2年周期でアーキテクチャを更新するスケジュールで開発が進められているのかもしれません。
DisplayPort Alternate Modeは非対応
Facundo Holzmeister氏のXへのポストによれば、Google Pixel 8シリーズはDisplayPort Alternate Mode
ただし、ハードウェア的には対応しており、ソフトウェアで無効にされている話はあるので、これが本当であれば何らかのキッカケでアップデートが実施されて有効になる可能性はあります。このキッカケは、
そのDesktop Modeは、スマートフォンにディスプレイとキーボード・
ただ、今どきはデスクトップPCより、スマートフォンを使うユーザが多いので、デスクトップPCのように使えると言われても響くユーザは少なさそうです。むしろ、デスクトップOSがモバイルOSの要素より入れて、垣根なく使えるようになる方が多くのユーザに響きそうなので、DP Alt Modeは永遠に有効にならないかもしれません。
今週は、このあたりで、また来週。