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手ごろで軽いタブレット「Alldocube iPlay 50 mini」レビュー

8インチのAndroidタブレット「Alldocube iPlay 50 mini」を使い始めて半年ほどが経つので、今回はその使い心地をご紹介します。

Alldocube iPlay 50 mini – Alldocube Japan

メイン⁠サブの構成でタブレットを使う理由

筆者は、ノートPCの変わりとして12.9インチのiPad Proをメインに、これよりも小さいタブレットをサブにして使っています。

「大は小を兼ねる」のことわざがに照らし合わせれば、iPad Proで全てをまかなえますが、これが通じないことも多く、大きさや重さが気になることもあり、小さなサブ機を所有しているワケです。

これまで、サブ機は、安価で入手しやすいFireタブレットを選んでいました。

用途の8割くらいは読書と動画鑑賞なので、それで不自由なく使えますが、残り2割くらい、たとえば、使い慣れたウェブブラウザーが使えないなどが不自由に感じるので、今回はAndroidタブレットの「Alldocube iPlay 50 mini」を選んでいます。

iPlay 50 miniのスペック

それでは、iPlay 50 miniのスペックをざっと触れておきます。

サイズは202.7ミリ×126ミリ7.5ミリ、重さは292gで、メタルボディを採用しています。

搭載SoCは、Unisoc T606、RAMは4GB、ストレージは64GB UFS2.1で512GBまでのmiroSDをサポートします。

ディスプレイのサイズは、8.4インチ(1920x1200)270ppi、明るさは320cdです。

ネットワークは、WiFiと4G LTEをサポートして、2 nanoSIM構成か、1 x nanoSIM、1 x microSDの構成のどちらかで使えます。バッテリー容量は4000mAh、搭載OSはAndroid 13です。

選定条件と選んだ理由

選定の条件は、12.9インチのiPad Proよりも小さくて軽いこと、加えて、カジュアルに使いたいので2万円以内で購入できることです。

12.9インチiPad Proよりも小さくて軽いタブレットは星の数ほどあります。価格は、2万円以内であればAndroidタブレットが選択肢になります。

選んだiPlay 50 miniは、当時、世にある8インチタブレットの中では、最高峰のスペックを誇り、FHDを超えるディスプレイ解像度で、Widevine L1をサポートしているところが選択したポイントになりました。

購入価格は1万3,811円(Aliexpress)で、ケース、フィルム、ケーブル、イヤホンが付いたセットモデルを購入しています。

どんなところで使っているのか?

iPad Proを持ち込みづらいシーンで使っています。

1つは、出張中です。必ず持って行きます。

移動中に使うことは滅多になく、ホテルの部屋で使っています。持ち物は増えますが、手頃なサイズと重さのお陰で苦なく持ち運べています。また、タブレットを持っていくと、これを使っている間にスマホの充電ができるので、バッテリ残量100%の状態で翌日の仕事に挑めるところもポイントです。

もう1つは、ベッドです。

良好な睡眠を得るには、就寝前にタブレットを使うのは好ましくない習慣ですが、YouTubeを観ながら寝落ちするのはザラです。iPad Proで同じことが出来ないことはありませんが、大きくて邪魔になるのと、何かの加減で顔にでも落ちたら大惨事になります。

満足なところ⁠不満なところ

満足しているのは、度々触れていますがサイズと重さです。

取り回ししやすく、部屋を移動する時も両手に荷物を持ち、タブレットは脇挟んで持ち運べるのはメリットです。

また、価格を考慮すればパフォーマンスも文句なしです。

従来、8インチタブレットは子ども向けの印象が強く、大人が使う用途では、実用に耐えられない印象を持つ方もいるかもしれませんが、iPlay 50 miniの動作速度は、読書や動画を楽しむのには十分です。ネットも好みのWebブラウザで楽しめます。

他、ハードウェアの仕上がりレベルは高く、建て付けよくチリが合っており、ギシギシやペコペコと音を立てることもなく安心して使えます。

不満なところは、ハードウェアが関わる部分です。

たとえば、ディスプレイをダブルタップしてスリープから回復出来ないのは、地味にストレスを感じます。また、スピーカーがモノラルなもしかりです。動画鑑賞の用途を考えると、クアッドスピーカーかとDolby Atmosに対応だと文句はありませんが、欲張り過ぎかもしれません。

どれも購入前に判断できるので納得して使っていますが、まぁ、欲は出てくるものです。

今週は、このあたりで、また来週。

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