本連載では、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第23回目は、Blenderで照明やカメラの設定をして画像を書き出す方法を見ていきます。
今回は制作したモデルを画像として書き出す方法について、ライトの設定方法から見ていきましょう。ライトがない状態で画像を書き出すと、真っ暗闇が画像として書き出されてしまうからです。
ライトの種類
Blenderには、照明が4種類用意されています。それぞれ
デフォルトでは、ファイルを新規作成した際に
「Shift+A」
照明を追加しても、明るさがあまり変わらない場合があります。これは、配置された照明の明るさの強さが弱いためです。強さを変更するには、画面右側
また、
カメラの設定
ライトを設定出来たら、次はカメラの設定をしてみましょう。Blenderではカメラを配置し、そのカメラの視点が画像として書き出されます。デフォルトでは、カメラは配置された状態です。
カメラを新しく配置するには、オブジェクトやライトと同様、
カメラの視点を映すには、
このとき、[N]キーを押して出てくるサイドバーにある
チェックを入れておくと、直感的にカメラの視点を動かせるためおすすめです。
画像を書き出してみる
カメラの設定もできたらいよいよ、画像として書き出してみましょう。画面上部にある
この状態から保存するには、レンダリングされた画像が表示されているウィンドウ上部にある
書き出される画像の縦横比を変更するには、画面右側
今回は画像の書き出し方について見ていきました。次回からはアニメーションに関する内容を取り上げていく予定です。次回もよろしくお願いします!