Qi2規格の登場で、Androidでも磁石で位置固定できる仕組みが使えるようになりました。
Qiでは位置固定の仕組みがないので、充電パットに端末を置いたものの位置がズレて、充電できなかったトラブルを経験したことがある人も多いはずです。充電は、毎日のことなので小さなストレスがQi2でなくなるのは大歓迎です。
Qi2対応の端末なし。じゃ、どうするのか?
規格化後、間もないせいもあってか、Qi2対応端末はいまのところありません。
たとえば、最近発売のSamsung Galaxy S24シリーズはQi2に対応していません。ただ、Google I/
Pixel 9 might come with Apple MagSafe-like Qi2 wireless charging; Pixel 8a dummy units leak
こうした状況なので、Qi2非対応の端末でMagSafeのエコシステムの恩恵に預かるには、ユーザ側で工夫をする必要があります。
筆者は、Pixel 6 ProでMagSafeのアクセサリを使うために、MOMENTの
Case for Pixel 6 / 6a / Pro - Compatible w/ MagSafe - Pixel 6 Pro | Moment
筆者は使ったことがありませんが、Peek DesignのEveryday CaseもMagSafeのアクセサリと互換性があるようなので、好みで選択しても良いかもしれません。
Everyday Case for Pixel 8 Pro | Peak Design Official Site
MOMENTのケースを使う前は、純正ケースにMagSafeリングステッカーを付けていました。これでもMagSafeのアクセサリは使えますが、リングステッカーの厚み分だけケースとアクセサリの間に隙間ができます。
わずか数ミリの隙間ですが、カードケースを本体に付けて手に持った時にガタつきの原因となり、使っていて気持ちの良いものではありません。MagSafe対応ケースであれば隙間なくピタッと付くので、ガタつきもなく気持ちよく使えます。
すぐ使えるアクセサリを紹介
気になるのはアクセサリの互換性です。筆者が使っているものをご紹介します。
モバイルバッテリは、ESRの
HaloLock™ 10,000mAh Kickstand MagSafe Battery Pack | ESR
これでPixel 6 Proを充電すると、本体やバッテリが熱くなって充電が途中で止まることもなく満充電できます。中華メーカのMagSafe対応したモバイルバッテリも所有しています。
iPhoneでは、バッテリが熱くはなるものの充電はできますが、Pixel 6 Proで使うとバッテリが熱くなり途中で充電が止まります。安物買いの銭失いの典型ですが、物は選んで購入するべきです。
このモバイルバッテリは、キックスタンドを内蔵しているのと、パススルーの充電に加えて、ケーブル接続での充電時は最大20Wの出力が出るので重宝しています。10,000mAhと5,000mAhのモデルがあり、筆者は前者を使っています。
カードケースは
First MagSafe Wallet with Full Apple-Certified Find My Functionality - ESR
これは、Appleの
しかし、カードケースとスタンドとしては使えて、Pixel 6 Proでもカメラバンプが邪魔になることもなく使えます。
本体とカードケースは、しっかり付くので、ちょっとした衝撃で取れてしまうこともなく安心して付けて持ち運べます。MOFTの似た製品よりも磁石は強力です。
待てない方は試してみて
MagSafeアクセサリによっては、カメラが邪魔になることがあるかもしれませんが、Pixel 6 Proでは手持ちのアクセサリは問題なく使えるので、気になっていた方は、MagSafe対応ケースを購入したうえで試してみてはいかがでしょうか。
今週は、このあたりで、また来週。