5月14日からGoogle I/
ここで発表されるとみられているPixel 9シリーズは、年中行事に織り込まれているのではないかのようにリーク情報が公開されるので、今わかっていることをまとめてみます。
4モデルで登場? ラインナップ刷新
Pixel 9シリーズは、3モデル構成になると言われています。
まず、基本モデルの
XLの名前は、画面サイズが大きな端末としてPixel 4シリーズまで存在しており、Pixel 5シリーズのラインナップ整理で途絶えてしまいました。Pixel 9で久しぶりの復活となるようです。
もう1つ、Foldシリーズの発表も予想されており、これは
iPhoneぽい外観の予想CG
Pixel 9シリーズの予想CGも公開されています。
もうクルマ雑誌の新車予想CGと同じノリですが、
91mobilesが公開した、Pixel 9とPixel 9 Proの予想CGは、iPhone 15のような外観に、現Pixelシリーズでお馴染みのカメラバンプが付いた端末デザインです。
YouTubeにも動画が公開されており、ぐるぐると回る端末CGを見ることができます。
未発表端末の予想では定評のあるSteve Hemmerstoffer氏が情報元とされているので、
筆者は
Эксклюзив: «живые» фото Google Pixel 9 Pro от Rozetked - Rozetked.
大量メモリ、スペックリーク
先で触れたリーク画像の中に、ブート途中のPixel 9 Proが含まれており、これでは、搭載メモリが16GB、ストレージがUFS 128GBであることが確認できます。
Pixel 9シリーズのSoCは、4世代目と分かる
これは、2024年1月17日発表のSamsung Exynos 2400がベースとなります。これのCortex-X4(1)+Cortex-A720(5)+Cortex-A520(4)の10コア構成から、Cortex-A720の数が減り、Cortex-X4(1) + Cortex-A720(3) + Cortex-A520(4) の8コア構成となるようです。また、GPUはXclipse 940からMali G715に変更されるようです。
Tensor G4は、Exynos 2400で採用された半導体パッケージ技術
オンデバイスAI処理を強化
Pixel 9シリーズでは、クラウドベースのAI処理ではなく、端末内でのAI処理が強化されているのではないとForbesが報じています。
Google Code Confirms Pixel 9 Pro's Advanced AI Features
記事では、生成AI関連機能がAI Coreから発見されたことが裏付け理由に加えて、個人の情報を保護する観点からもオンデバイスへの移行を推進しているとしています。
クラウドの助けなしに画像生成が行えるようになれば、新たな使い方ができるようになるのは間違いありませんが、この力をどう活用すべきなのか思案する必要はありそうです。
今週は、このあたりで、また来週。