Google I/
- 電源効率が高くなりバッテリ寿命が伸びます。ワークアウト追跡最中の効率が改善されます。
- 大型ディスプレイ搭載端末で、操作感を向上する改善が加えられます。
- 新しいタイプのウォッチフェイスが追加されたWatch Face Formatの新バージョンが導入されます。
Wear OS 5 overview | Android Developers
Wear OS 3以降、派手な改良が加えられるワケではありませんが、着実に進化を続けているという印象です。同時にエミュレータが公開されたので、Wear OS 5が試せるのと対応アプリの準備が進められます。
Wear OSは、Android Wearとして2014年に市場投入されました。
しかし、このあとに登場したApple Watchが市場を席巻したことで、Wear OSの入り込める余地はなくなったと考える時期もありました。しかし、Wear OS 3を搭載したPixel Watch以降は、Googleも開発に本腰を入れており、昨年はユーザベースで40%増加しており、Wear OS 5は今年後半にリリースされるとアナウンスされました。
Wear OS 5への期待と未発表機能
のぼり調子のWear OS 5に期待する者も多く、Android Authorityが
Wear OS 5 wishlist: What I want to see and what we know so far
この記事では、Wear OS 5に期待する機能が書かれています。
たとえば、Pixel Watchを使うユーザだけでなく、すべてのWear OSユーザでFitbitが使えるようになることです。Pixel WatchにFitbitが搭載されたときも、筆者は過去最高のFitbitが出たと賞賛しましたが、すべてのWear OSにFitbitが搭載されれば、腕時計の選択肢が広がるので大きなニュースとなるはずです。
また、ダブルタップ機能の取り込みについても触れています。
記事内で書かれているように、これの是非はあれど片手で操作が完結できるシーンが増えれば便利になります。Androidでは、iOSの良い部分の取り込みに積極的なので、Wear OSもWatch OSの良いところの取り込みに積極的でも良いはずです。
音声アシスタントについても触れています。
現状、すべての端末にGoogleアシスタントが搭載されていますが、多くの端末ではボタンを長押し後、起動を確認して話かける必要があります。手首を上げて話しかけられるApple Watchと比べると操作が面倒なので、もっと気軽、そして簡単に使えることを望んでいます。また、手首でGeminiが使える期待も書かれています。たしかに、これが実現されれば画期的です。
最後に、リリース時期についても触れています。
Wear OS 3以降は、すべて8月にリリースされているので、Wear OS 5も同様に8月以降のリリースになると予想しています。ただ、今回もGalaxy Watchが先行して、他の端末への展開は時間をかけて行われると見られています。
既存ユーザは、今使っている端末がアップデートされるかも気になりますが、これに関する情報は今のところありません。
他、同じAndroid Authorityの記事で
Wear OS 5 Developer Preview has two new features Google didn't tell us about
1つ目は、ホーム画面のアプリ表示で、リスト表示とグリット表示が選べるようになったことです。現在も端末によって、どちらかの表示になっていますが、OSのアップデートでユーザが選択できるようになります。
2つ目は、Android 12で導入されたプライバシーダッシュボードが導入されます
今週は、このあたりで、また来週。