Neovim 0.10がリリース

2024年5月16日、Vimの派生エディタNeovimの最新バージョンNeovim 0.10がリリースされた。

Neovimは、拡張性と使いやすさを重視したVim派生のテキストエディタ。オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開されているほか、Linux、Windows、macOS用のインストールパッケージも用意されている。

バージョン0.10には多くの新機能や大きな変更が含まれている。大きな変更点として、デフォルトのカラースキームが変更された。二分割画面でのアクセシビリティと美しさに大幅な向上があるという。元の(vimと同様の)カラースキームに戻すこともできる。

新しいNeovim 0.10デフォルトのカラースキーム
新しいNeovim 0.10デフォルトのカラースキーム

また0.10では新しいデフォルトマッピングが追加されている。LSP(Language Server Protocol)対応をより簡単にできるためのもので、うまく働けばさまざまな言語でスニペットやオートコンプリートなどが簡単に機能するようになる。

このほかの主な追加機能は以下のとおり。

  • ビルトインのコメント機能をデフォルトで搭載
  • ターミナルUIの機能強化
  • LSPを使ったInlay hintsの表示
  • Tree-sitterクエリを操作するためのツールが追加

Neovim 0.10の新機能、変更点の詳細はリリースノートを参照。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧