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デザインコンシャスなスマホ「CMF Phone 1」間もなく登場

Nothing Technologyのサブブランド「CMF」が、Xに初のスマートフォンとなる「CMF Phone 1」の発売を示唆する投稿をしています。

CMFは「CMF by Nothing」のブランド名で製品展開しており、これまでにスマートウォッチ、イヤホン、USBアダプタを発売しています。どれも1万円前後で購入できる製品です。

CMF by Nothing (Global) - Wonderful by design - CMF Global

筆者もスマートウォッチのWatch Proを所有しています。

機能面から見れば、同価格帯のスマートウォッチの中では平均的ですが、端末デザインは秀逸で同価格帯では頭一つ抜けています。このデザインは、CMFが手掛けているようですが、Nothing Phoneのデザインを手がける「Teenage Engineering」のデザインテイストが多く取り込まれています。オレンジ色を特徴的に取り入れているところは、正にといった感じです。

teenage engineering

Xにチラ見せ写真や動画を投稿

CMFはスマートフォンを手がけていませんが、残った最後のピースを埋めるべくCMF Phone 1が発売されることになります。

Xには、CMF Phone 1をチラ見せする写真や動画が投稿されています。

冒頭で取り上げたオレンジのホイール部分のアップ写真もその1つです。端末に使われているオレンジ色はブランドを象徴する色です。

背面には、レザーが貼られているように見えます。これ以外に、別素材を貼ることも考えられます。たとえば、アルカンターラバージョンがあっても良さそうです。

これ以外に、端末の裏蓋を止める?ネジのアップ写真も投稿されています。

順当に考えれば、端末の裏蓋を止めるネジを特徴的に見せる装飾だと思われます。

しかし、AppleがiPod touch(第5世代)でやっていた、ストラップホールになる物であれば、これ用のアクセサリが登場することも考えられるので、おもしろくなりそうです。

また、先のホイールに関しては「Reinventing the wheel.」のコメントとともに、これが動作している様子の動画がXに投稿されています。

これを見る限りは、ホイールを回してスクロールなどに使うのだろうかとかは想像できますが、この用途に使うには、ホイールの位置が端末の下側にあるので、使いづらそうな印象も持ちます。仮に、ボリュームの調整に使うとしても、この位置にあるのは使いづらいはずで、何か別の用途に利用される可能性も考えられます。

ホイールが押し込みできるのであれば、いつ、どの画面でも回せば、登録したアプリが表示されて起動できるランチャーとして使えそうですが、どんな使い方が提案されるのか楽しみとしましょう。

CMF Phone 1のスペックは?

スペックに関しても触れておきます。

ディスプレイは6.7インチのOLEDで、SoCはDimensity 7300と言われています。これは、Nothing Phone 1で使われていたSnapdragon 778G+と同等のパフォーマンスを発揮すると予想されています。また、ディスプレガラスはGorilla Glassで、ボディ素材はプラスチック、カラーはブラック、ホワイト、オレンジになると言われています。

気になる価格は、140USドルからになると言われています。原稿執筆時点のレートでは、2万2,000円前後です。

今週は、このあたりで、また来週。

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