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CMFがスマホ⁠スマートウォッチ⁠イヤホンを刷新⁠7月18日発表

Nothing Technologyのサブブランド「CMF」が7月18日の10:00(日本時間は7月18日の18時)から新製品を発表するとXに投稿しました。

前回、スマホの「CMF Phone 1」発売に触れました。今回の発表では、スマホに加えて、スマートウォッチの「Watch Pro 2⁠⁠、イヤホンの「Buds Pro 2」の告知が含まれています。これは、CMFのラインナップが刷新されることを示しています。

Phone 1の本体とBuds Pro 2のケースに付くと考えられるダイアルは、Xの投稿された動画で動作する様子が特徴的に紹介されています。動画を見る限りは、デザインだけのワンポイントではなさそうで回せるようですが、これがどう機能するかまではわかりません。発表までの楽しみとしておきましょう。

気になるのは「Watch Pro 2」

スマートウォッチ「Watch Pro 2」の発表も予告されました。腕時計好きとしては、こちらも気になります。

リーク情報がほとんどないので、どのような製品になるのかまったく分かりません。

現行のWatch Proは、Apple信者も虜にするほど優れたデザインで話題になったので、Watch Pro 2も我々を虜にするデザインを身に纏って登場するはずです。

現行のWatch Proは、ウォッチフェイスのデザインコンテストが実施され、腕時計好きなプロダクトデザイナー「UT」氏のデザインしたウォッチフェイスが入賞しています。コンテストは、今年の1月30日に開示されて、締め切りが2月15日という短期間での実施だったようです。

UTDESIGN

UT氏がデザインされたウォッチフェイスは、Watch Proのケースデザインとマッチしているのと心地よい凝縮感があり好みです。そのウォッチフェイスは、クライアントアプリの「フェイスギャラリー」「Community」からダウンロードして使えます。入賞発表からダウンロードできるまで間がありヤキモキしましたが、今は実機で堪能できるようになっています。

また、UT氏のブログには、作品がデザインされた過程や他の候補などが紹介されています。こちらも合わせて読んでおくと、UT氏のウォッチフェイスをより楽しめるはずです。

そのWatch Proを見ると、Nothingがスマートウォッチを手掛ければどのような製品になるのか?と考えてしまいます。

たとえば、現行のWatch Proに足りない要素があるとすれば「触覚から得られる心地良さ」です。たとえば、標準のシリコンバンドは夏場だと汗でベトついて不快です。同素材でも肌に接する面積を少なくするデザインだったり、メタル素材を使ったバンドの選択肢があればと考えます。こうした部分にもコストをかけれれば、Apple Watch一択の市場に一石を投じることができます。

デザインはTeenage Engineeringが手掛けている?

CMFの製品といえばデザインにも注目が集まります。

何度かXでチラ見せをしているPhone 1は、冒頭で触れたホイールだったり、裏蓋を止めるビスなど、特徴的な部分がいくつかあり、見た目からも同社の製品だと判断できます。

Nothingの製品デザインは、Teenage Engineeringが手掛けていることで話題になりました。CMFも、Teenage Engineeringのテイストが感じられるので「もしや?」と思わせますが、公式にもデザインに関しての情報はありません。

ただ、ウィキペディアには以下の記載があります。

2021年2月25日にNothingはTeenage Engineeringを創業パートナーとして発表。

これだけで、Teenage Engineeringがデザインしていると断定できませんが、何かしからの関与がありそうなことは推測できます。

ここ数年のスマホやスマートウォッチは、どんぐりの背比べの製品が大多数を占めて退屈なカテゴリとなっています。しかし、Nothingは、それを変えてワクワクが感じられる特徴的な製品をリリースしているので、7月18日の発表を楽しみに待つことにしましょう。

今週は、このあたりで、また来週。

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