Threads⁠Fediverse(分散SNS)から届く返信が表示可能に

Threadsは2024年6月25日、相互接続されたSNS連合を指すFediverse(フェディバース)への対応を進めていることを改めて説明し、今回、Fediverseからの返信がThreadsで表示できるようになったことを発表した。

投稿者: @threads
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Fediverseに参加するSNSは、電子メールのように異なるサーバー間でのコミュニケーションが可能であり、ActivityPubというプロトコルで相互接続されている。ThreadsはもともとActivityPubと互換性があるように設計されていて、徐々にFediverse側の他のSNSとコミュニケーションできるように開発を進めていることを案内していた。

実際にこれまでもFediverseのSNSユーザーは、Threadsのユーザーをフォローしたり、そのThreadsの投稿をお気に入りに入れたり再共有をかけたり、ということはできていた[1]。なお、このためにThreadsのユーザーはあらかじめ「Fediverseへのシェア」をオンにする必要がある(およそEU以外の18歳以上のThreadsユーザーが現時点で対象⁠⁠。

今回の発表で改めて、MetaはFediverseを所有しておらず、ThreadsがFediverseに参加している多くのサーバーの1つにすぎないことを表明。そしてThreads以外のFediverseのユーザーが、ThreadsにアカウントがなくてもThreadsのユーザーと交流できるようにし、その逆にThreadsのユーザーがFediverseのユーザーと交流できるようにすることで、コミュニティをつなげることを目指していると説明した。

そして今回、Threadsのユーザーの投稿に対する、Fediverseのユーザーによる返信がThreadsに届くようになった[2][3]。ただし、Threadsユーザー同士の通常の返信表示とは異なり、Threadsの投稿の詳細画面から「フェディバースでの返信」を開く必要がある(Threadsのアクティビティ画面では、返信を行ったFediverseのアカウント名が表示される⁠⁠。そのため、他のThreadsユーザーは現在この返信(Fediverseからの返信)を見ることはできない。

また、このFediverseのユーザーによる返信対して、現在「いいね!」⁠お気に入り)ができるようになった(さらなる返信や再共有は現在行えない⁠⁠。

Threadsの投稿詳細画面(Fediverseのユーザーから返信が届いた場合)
「フェディバースでの返信」を開くと、Fediverseのユーザーの返信が表示される

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