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OpenZFS 2.2.5がリリース⁠Linux 6.9をサポート

OpenZFSプロジェクトは8月6日、OpenZFSの最新安定版「OpenZFS 2.2.5」をリリースした。サポートOSはFreeBSDとLinuxで、FreeBSDはFreeBSD 12.2以降のすべてのバージョン、LinuxはLinux 4.9からLinux 6.9までをサポートするが、7月14日にリリースされたLinux 6.10はサポート対象に含まれていない。

今回のアップデートでは、自動リグレッションテストスイート「ZTS(ZFS Test Suite⁠⁠」やL2ARC(SSDベースの読み込みキャッシュ)に関連する改善や修正が中心で、Linux 6.9との互換性も向上している。また、Linux 6.10に関しても完全ではないが、いくつかの互換性パッチが提供されている。

OpenZFSは旧Sun MicrosystemsがSolaris用に開発したファイルシステムのオープンソース実装(ライセンスはCDDL)で、128ビットアドレッシングやストレージプールによる物理デバイス管理、コピーオンライト(Copy-on-Write)のサポート、差分スナップショット作成などの特徴をもつ。ただし、LinuxのメインラインカーネルではZFS/OpenZFSのネイティブサポートが行われる予定はない

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