Google Workspaceアプリの生成AIアシスタントGemini for Google Workspaceが9月より順次日本語に対応

Googleは2024年8月1日、年次イベント「Google Cloud Next Tokyo '24」において、Google Workspace内に生成AIアシスタント機能を導入した「Gemini for Google Workspace」のサイドパネル機能が、2024年9月より順次日本語に対応していくことを発表した。これにより、今まで英語のみに対応していたWorkspaceアプリ内の生成AI機能が日本語でも可能になる。

サイドパネル機能は、既存のGmail、Gooleドキュメント、スプレッドシート等のWorkspaceアプリに同社の生成AIモデルGemini 1.5 Proを搭載したAIアシスタント機能。アプリUIの右側にパネルが表示され、直接プロンプトを入力することで、メールドラフトの作成、文書作成、スライド作成等ができる。

日本語化されたGemini for Google Workspaceのサイドパネル機能
日本語化されたGemini for Google Workspaceのサイドパネル機能

アプリ内でのプロンプト入力によって使用中のアプリを離れることなくGeminiが文脈に合ったプロンプトを提案するため、メールのドラフト作成やレポート作成時間を削減できる。また、数千ページのPDFなどの大容量ファイルも前処理なしでそのまま要約・分析が可能。Gemini 1.5 Proモデルにより、膨大な情報量でも一度に処理し、より的確な提案や分析が可能という。棒グラフや折れ線グラフなどを生成する機能も備えているため、自然な会話をもとに可視化が簡単にできる。

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