8月22日、Googleは次期OSとなるAndroid 15のQPR
このリリースで
Android 15は、配信開始が10月中旬ごろと予測されており、ベータプログラムに参加していない限り、ユーザの手元ではAndroid 14が動作しているからです。最新のPixel 9シリーズも搭載OSはAndroid 14です。
Pixel 9シリーズでは、ベータプログラムに参加していたとしても、Android 15 QPR1 ベータ1は互換性がなく適用できませんでした。8月29日、Pixel 9とPixel 9 Pro XL向けにベータ 1.
QPRは四半期ごとにリリースされるアップデートで、今回は12月に配信予定の
ランダムに再起動するバグを修正
QPR1 ベータ1.
Spontaneous system restart [361916913] - Issue Tracker
16Kバイトのページサイズが設定可能
詳細は前回で触れていますが、QRP1 ベータ1からは、Pixel 8とPixel 8 Proで16Kバイトのページサイズが開発者向けオプションで適用できます。このオプションを有効にすると、メモリ消費量が約9%ほど上昇するものの、全体のパフォーマンスが最大で10%ほど向上します。
QPR1 ベータ1.
壁紙アプリがリニューアル
QPR1 ベータ1を適用した筆者のPixel 6 Proは従来のUIですが、Android Auhtorityが公開している記事
Here’s an early look at Google’s revamped Pixel wallpaper app in Android 15 QPR1 - Android Authority
新しい壁紙設定アプリでは、ロック画面とホーム画面を切り替えるタブがなくなり、スワイプで切り替える画面に変わります。また、ロック画面に表示する時計のスタイルは、スワイプして選択するのではなく選択可能なスタイルが画面下に表示されて、ここから選択するように変更、時計の色やサイズは画面下のタブから変更できます。
Android Auhtorityが公開した記事中に動画があり、これでアプリの動きが確認できます。まだ、開発段階のようで、アイコンが用意されてなかったり、ただしく動作しない場面も見受けられるので割り引いて見る必要はあります。
旧来のUIは、機能が整然と整理されてはいますが、1つの画面でアクセスできる機能が多く、何か設定を変更したいと考えたときに、どこから手を付ければ良いのか把握しづらい作りです。また、設定中もいま何を設定しているのか把握しづらいものでした。
新しいUIでは、先の二点が整理されており、特定の設定にフォーカスして変更できて、結果、いま何の設定変更をしているのかわかりやすくなっています。
デスクトップモードもリニューアル?
開発者オプションにあった
Pixel Tabletの販売開始後は落ち着いた印象を受けますが、Googleは大きな画面を持つ端末向けにAndroid OSの強化を行っていました。何の理由もなくオプション名を変更することはないので、大きな画面を持つ端末に向けて、何らかの開発を進めていることを示唆している可能性も考えられます。
今週は、このあたりで、また来週。