10月3日、元祖スマートリングのOURA Ringの新型
Discover the All-New Oura Ring 4 - The Pulse Blog
OURA Ringは、AndroidとiOSの両方で使えるスマートリングで健康管理を目的として使用します。最近、同じ目的で利用できるスマートリングが増えており、たとえば、SamsungのGalaxy Ringが挙げられます。
冒頭で元祖スマートリングとしたのは、今回発表されたOURA Ring 4で4世代目となり、初代発売の2013年から現在まで10年を超える歴史を持つ製品だからです。入れ替わりの激しいIT業界で、10年間にわたり継続して製品を提供しているのは驚くべきことなのと、健康管理に使う製品は長く使えることも重要になるので、この点でも実績を持っており安心して使える製品です。
さて、筆者は、OURA Ringの初代から健康管理に活用しているので、今回のOURA Ring 4も迷いなく購入しました。それでは、OURA Ring 3と比較しながら順に見て行きます。
すべてが新しい「OURA Ring 4」
OURA Ring 4では、スマートセンシング技術をさらに磨き上げて、より正確な測定が行えるようになりました。OURA Ring 3でも実感値とのかけ離れた結果が記録されることはなかったのですが、同じ使い方で、より正確な測定値が得られるのは歓迎です。
OURA Ring 4では、指輪の外側と内側の両方がチタン製になっています。
OURA Ring 3は、外側がチタン、内側でエポキシ樹脂製でした。また、敏感肌でも手触りが穏やかで、脱着がスムーズになります。
搭載されているセンサー類は、指輪の中に埋め込めれるようになり内側の突起がなくなりました。これで、OURA Ring 3で感じていた圧迫感から解放されます。
OURA Ringは、1日中着けていても指に対するストレス度合いは低いと感じていますが、こうした改良でさらに快適に使えるかも気になる部分です。
サイズ展開が増えました。筆者のサイズはUSサイズで11なので着けることができましたが、今回から、4から15までの展開となるので、サイズが合わなくて諦めていた方も、OURA Ring 4は使えるかもしれません。
バッテリ寿命が延びて、最大8日間使えるようになりました。また、120分で満充電になります。充電器は、再設計されたものでアルミ製で大型化されました。
筆者が使っているOURA Ring3は、発売直後の2021年10月に入手しています。当初は、連続して5日程度使えた記憶はありますが、現状はバッテリーがヘタっているのか、連続では3日ほど使えれば良いところです。
現在は、朝起きてすぐに充電器に置き、出かけるときに着ける使い方をしています。出張中など充電器が手元にない場合は、寝る前にはOURA Ringを外し、睡眠トラッキングを諦めてバッテリーが減らない工夫をする使い方をします。
OURA Ring 4では充電器が大型化しましたが、荷物になるような大きさではありません。とは言え、出張では荷物は減らしたいので、OURA Ring 3と同じような運用になりそうです。Qi2の充電器が使えるようになれば良いのですが。
再設計されたOURA App
OURA Ringのコンパニオンアプリとなる
たとえば、画面下に表示されているタブボタンだけでも5種類あり、それぞれの意味をユーザーが理解したうえで、知りたい健康データを確認したり把握する使い方をします
新しいOURA Appは、画面下のタブボタンがToday、Vitals、My Healthの3種類になります。
YouTubeに公開された動画でそれぞれが説明されていますが、5種類のタブに散りばめられている情報を整理して、Todayは今日の状態、Vaitalsは健康状態の指標とスコア、My Healthは血管年齢などの長期計測で得られたデータの分析内容が表示されるようです。
動画からは、自分の健康状態がより把握しやすくなる印象を受けたので楽しみです。
今週は、このあたりで、また来週。