最近、支払いにクレジットカードのタッチ決済が使えるお店を見かけるようになりました。訪日外国人が使う想定なのか、空港などでは電子マネーが使えず、タッチ決済のみという店舗も見かけるようになっています。
まだ、すべての店舗がこうなっているワケではないので不自由はありませんが、今使っている電子マネーが使えなくなる未来を想像してしまいます。
とはいえ、支払い方法なので前提が変わるのであれば、便利に使えるほうに合わせていくだけの話です。ということで、今回はタッチ決済へ移行する準備状況をご紹介します。
タッチ決済はどの程度使える?
まずは、足元を調べてみます。
コンビニでのタッチ決済の普及率は、データがないようで調べることができませんでした。
実感値では主要コンビニに使えないところはなさそうで、3年9ヵ月で利用が10倍に伸びたというVisaのプレスリリースが、これを裏打ちしてくれそうです。
1億枚達成!
次に鉄道関連です。これは、Suicaなどの交通系ICカードの出番ですが、主な用途なので調べてみました。
筆者の住む関西では、南海電気鉄道、大阪モノレール、神戸市営地下鉄では対応ずみです。2024年10月29日からは、大阪メトロ、阪急電車、阪神電気鉄道、近鉄日本鉄道が対応することになっています。他、ときどき利用する北大阪急行電鉄は、2025年3月からの対応となっています。
首都圏では、東急電鉄が2024年5月15日から全駅で実証実験開始、京浜急行電鉄が2024年中に実証実験を開始。東京都交通局は、2024年内に都営浅草線と都営大江戸線の一部駅で実証実験開始と関西よりも出足が遅いです。
次にバスです。筆者の利用頻度は高くありませんが調べてみると、鹿児島市のバスで、2024年3月時点の利用率が1.
全車両に設置したタッチ決済3月利用率、電車は6.
筆者が利用する可能性のある阪急バスは、対応している情報は見つけられないので、電車を優先して普及を進めているのかもしれません。
移動は、関西では電車は心配なし
Magsafeのカードホルダでカードを取り出しやすく
次は、クレジットカードを出し入れしやすい収納に入れて持ち運ぶ準備です。
試してみたのは、スマホに付けるカードホルダーです。愛用のGoogle Pixel 6 Proでは、MOMENTのMagsafe対応のケースを使っているので、MOFTの
Snap-On スマホスタンド-MagSafe対応 – MOFT Japan
目論見どおり、すぐにクレジットカードを取り出せるようにはなりました。
落とした話ではありませんが、ポケットからスマホを取りだすとき、ポケットの縁にカードホルダーを引っかけて外れてしまったことがありました。このときは、ポケットの中にカードホルダが残っていたので事なきを得ましたが、落としたと思ってヒヤッとした経験があります。事が起きてからでは遅いので、早々に使うのをやめて別のものを物色しました。
MOFTの弱点を解決するカードホルダーとして、次に辿り着いたのはESRの
Apple公認
これは、Magsafeの磁石が強力なことと、Appleの
また、角度調整できるスタンド機能、スマホリングまで付くてんこ盛りで欲張りなカードケースです。しかし、欲張った分厚みがあるのと定期的に充電の必要があります。
磁石が強力なのでポケットから取り出すときに、カードケースが外れることが極端に少なくなりました。これで失くす心配は少なくなりました。1年以上、このカードケースを使っていますが、ヒヤッとしたことはありません。仮に落としても
唯一面倒なのは忘れた頃に充電することですが、数ヵ月に一回程度なので苦になることはありません。
1歩進んで2歩下がるユーザービリティ
これで環境が整いました。
クレジットカードを楽に取り出せるようになったので、店舗での支払いはタッチ決済を積極的に使うようになりました。ただ、今のところ必ず使えるワケではないので、店員さんに使えるか確認するステップが少々面倒です。また、便利になったのか?
こうしたものの初期段階は、1歩進んで2歩下がるユーザビリティは常なので変化を楽しむことにしています。
今週は、このあたりで、また来週。