Dify 0.10.0リリース ―さまざまなファイルのアップロード⁠すべてのメールアドレスを使ったサインアップ/ログインに対応

ノーコードでAIを組み込んだアプリを作成できるツールDifyの新バージョン0.10.0が、2024年10月21日にリリースされた。

DifyはオープンソースのAI(LLM)アプリケーション開発プラットフォームで、使いやすいUIとさまざまなテンプレートが用意されているため、ユーザはコードを書くことなくAIアプリを構築できる。英語、日本語をはじめ12の言語に対応している。

Dify日本語ドキュメント
URL:https://docs.dify.ai/ja-jp

バージョン0.10.0ではこれまでの画像アップロードに代わって「ファイルアップロード」の機能がサポートされた。アップロード可能なファイルの種類は以下の通り。

種類 フォーマット
文書 TXT、MARKDOWN、PDF、HTML、XLSX、XLS、DOCX、CSV、EML、MSG、PPTX、PPT、XML、EPUB
画像 JPG、JPEG、PNG、GIF、WEBP、SVG
音声 MP3、M4A、WAV、WEBM、AMR
映像 MP4、MOV、MPEG、MPGA
その他 カスタム拡張子をサポート

またこれにともない、アップロードしたファイルからデータの抽出やフィルタリングが可能となるドキュメント抽出ノードとリスト操作ノードも追加された。

このほかログイン機能として、これまでのGmail、GitHubに加えて全てのメールアドレスでサインアップやログインが可能になった。

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