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トリケラトプスの襟飾りにインスパイア ―Debian 13 “Trixie”デフォルトデスクトップテーマが決定

DebianプロジェクトのJonathan Carterは12月4日、次期リリース「Debian 13 ⁠Trixie⁠⁠」のデフォルトデスクトップテーマが決定したことを明らかにした。一般ユーザによる投票によって選ばれたのはElise Couperがデザインした「Ceratopsian」で、コードネームであるTrixie(映画「Toy Story」に登場するトリケラトプスのキャラクター)の襟飾り(フリル)にインスピレーションを得たほか、Debian 10 "Buster"のテーマとして採用されたAlex Makasによる「futurePrototype」の影響も受けているという。

Debianデスクトップチームは6月にDebian 13のデフォルトデスクトップアートワークのプロポーザルをアナウンス、その後、6つのアートワークが最終候補に選ばれ、それらの6つから1つを選ぶ投票が11月18日から30日にかけて行われていた。投票期間中には全部で2817件の回答が寄せられ、その結果、Ceratopsianが選ばれたという。なおCeratopsianは日本語で「角竜類」を意味しており、トリケラトプスのTrixieを全面的にフィーチャーしたデザインが選出されたことになる。

CarterはElise Couperに祝意と貢献への感謝を示すとともに、今回のプロポーザルに参加したすべてのアートワークデザイナーに感謝を表明している。2025年のTrixieリリースに向け、またひとつの重要なステップが踏み出されたようだ。

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