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Trixie⁠Forky⁠そしてDuke ―Debian 15のコードネームが発表

Debianプロジェクトのリリースチームは1月22日、Debian 15のコードネームが「Duke」となったことを明らかにした。Debianは現在、2025年夏ごろのリリースをめざして「Debian 13 ⁠Trixie⁠⁠」の開発を進めており、その後に「Debian 14 ⁠Forky⁠⁠」がスタートするが、Debian 15 Dukeはその次のメジャーリリースとなる予定だ。

Debianのリリースのコードネームは映画「Toy Story」に登場するキャラクターにちなんで名付けられるが、Debian 15のコードネームとなったDukeは「Toy Story 4」に登場するカナダ出身のバイクスタントマンのおもちゃ「Duke Caboom」というキャラクター。⁠CMのように高く得へ飛べないため、持ち主の子供に飽きられてしまったことがトラウマとなり、自分に自身が持てない」Disneyの説明より抜粋)という設定だ。Debianのメジャーリリースは約2年ごとの周期となっているため、Dukeのリリースは2029年ごろになると思われる。

なお、リリースチームはDukeのアナウンスと同時にDebian 13 Trixieのフリーズのスケジュールも発表、3月15日に最初のマイルストーンとなる移行とツールチェーンのフリーズを行い、4月15日に2回目のマイルストーンとなるソフトフリーズ(Soft Freeze⁠⁠、5月15日に3回目のマイルストーンとなるハードフリーズ(Hard Freeze)を予定している。完全なフリーズ(Full Freeze)となる4回目のマイルストーンの日程はまだ明らかになっていないが、これらのフリーズが順調に行われれば、8月ごろにはTrixieの正式リリースのニュースを聞くことができそうだ。

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