Markdownノートアプリ「Obsidian」商用利用が基本無料に —⁠—開発支援の有償ライセンスは継続

ノートやメモをMarkdown形式で書けて、そのデータを手元のパソコン上に保存できるアプリケーションの「Obsidian」[1]が2月20日、企業などでの業務利用における商用ライセンスを無料にしたことを発表した。

Post by @obsidian@mas.to
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これまで従業員が2人以上の商用利用にはCommercialライセンスを購入する必要があったが、商用ライセンスの条件を明確にしたかったこと、またObsidianの理念「誰もが明確に考え、アイデアを効果的に整理するためのツールを持つべき」という考えに基づいて、商用利用を基本的に無料にすることを決定したという。

もちろん、これまでと同様にアカウント登録や広告表示は不要で、データはユーザーのローカルに保存される。今後はチーム向けの新サービスも拡充していく方針を示している。

なお、商用利用においてこれまでどおりCommercialライセンスを購入することで、Obsidianの開発を支援することもできる。

また、個人向けの特典が付いている「Catalystライセンス」や、同期機能「Sync」やWebへの公開機能「Publish」などの有料アドオンも用意されており、サービスを通じて開発を支援できる。

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