本連載では、Blender の基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第53回目は、前回説明したグリースペンシルを使って、実際に線を描いていきます。
グリースペンシル用のワークスペースを使おう
グリースペンシルでイラストなどを描くとき、実はグリースペンシルを使うことに適したワークスペースが用意されています。Blenderを起動したときに

線を描いてみよう
ワークスペースを開いた状態で、画面上をドラッグすると線が引かれていきます。このとき、画面中央が白く、外側はすこしグレーで表示されています。これは、白く表示されている部分がカメラの視点であり、それ以外はカメラの視点外ということを表しています。

試しに、マウスのホイールをドラッグして視点を動かしてみましょう。するとカメラの視点から外れて、描いた線が少し斜めから表示されます。元の表示に戻したい!

ペンの種類は画面下部から選択でき、ペン先の太さや不透明度などは画面上部から選択できます。

線の設定を変えてみよう
画面右の

現在設定しているマテリアルの設定を変えてみましょう。

[ラインタイプ]

次に

レイヤーに関しては、

今回は、グリースペンシルの実際の使用方法について見ていきました。次回は、グリースペンシルでパラパラ漫画のようなアニメーションを作る方法を見ていく予定です。次回も読んでくださると嬉しいです!