VS Codeチームは5月19日、拡張機能であるGitHub Copilot Chatのコードが今後数週間のうちにMITライセンスでオープンソース化されること、そしてその関連するコンポーネントをVisual Studio Code
Today, we're announcing plans to make VS Code an open source AI editor.
— Visual Studio Code (@code) May 19, 2025
We believe AI development should stay true to VS Code's core principles: open, collaborative, and community-driven. Let's build the future of software development together.https://t. pic.co/ C3ffio6X88 twitter. com/ sZj9VJxvlE
この決定は現在、AI搭載ツールがコードを書く上で不可欠な存在となってきたことを反映したものであり、VS Codeがオープンで、コミュニティ主導の開発を堅持することを再確認するものだと説明している。
個別の要因として、次の事柄を挙げている。
- 大規模言語モデルが大きく進化し、
「秘伝のタレ」 のようなプロンプト戦略が不要になってきた。 - AIインタラクションの最も効果的なUX手法がエディター間で共通化されてきた。これらのUI要素をオープンなコードベースでコミュニティが改良・
発展できるようにしたい。 - Copilot Chat拡張のソースコードがなければ拡張開発者が構築・
デバッグ・ テストするのは困難なので、これを容易にしたい。 - AIエディターによるデータ収集について多くの質問を受けているが、Copilot Chatをオープンソース化することで、収集しているデータを透明化できる。
- 悪意のある攻撃者がAI搭載ツールを標的にするケースが増えているが、VS CodeがOSSとして歩んできた歴史の中で、コミュニティからの課題提起やプルリクエストによってセキュリティ問題に迅速に対応できていた。