Appleのソフトウェア エンジニアリング マネージャーで、主にSwiftの開発に関わるMishal Shah氏が、Swift.
Announcing the Android Workgroup - Announcements - Swift Forums
公式Xアカウントにもアナウンスがポストされています。
Announcing the Swift on Android Working Group, with the goal of establishing and maintaining Android as an officially supported platform for Swift. More here: https://
— Swift Language (@SwiftLang) June 25, 2025t. #Android pic.co/ am6fpiVFQl twitter. com/ 9n3k3u8YoU
Androidのアプリ開発で公式にサポートされている言語は、立ち上げ当初から使われているJavaと、2017年から追加されたKotlinで、いまは推奨言語となっています。今回、Swiftが3番目の開発言語として加わることになりますが、今後、どのような立ち位置となるのか気になります。
Android Workgroupの取り組み内容
Swift.
- SwiftのディストリビューションでAndroidのサポート、そして、改善や維持を行いメインツリー以外に必要なものやパッチをなくす
- Androidらしいコードを書けるように、FoundationやDispatchなどのコアSwiftパッケージを機能強化する
- Androidの一定レベルの公式サポートに向けて、プラットフォームの運営グループと協力する
- Swiftでサポートする範囲を決定する
(Android APIレベルとアキテクチャー) - プルリクエストのチェック時にAndroidのテストを含むような、プロジェクト継続するための機能を開発する
- Java SDKをブリッジして、SwiftライブラリをAndroidアプリにパッケージ化するためのベストプラクティスの特定をして、これを推奨する
- Android上でSwiftアプリをデバッグするための機能を開発する
- コミュニティがSwiftパッケージにAndroidのサポートを追加するために支援する
Android Studioとの統合などは、今後の様子をみていくことになります。Workgroupは誰でも参加できます。気になる方は参加してはいかがでしょうか。
SKIP.toolsがあります
SwiftでAndroidアプリを開発しようと考えるのは、今回が初めてではなく
Skip | Dual-platform app development in Swift
これは、SwiftとSwift UIのコードベースから、iOSとAndroidのネイティブアプリを構築できます。SKIP.
個人や小規模なチームでは、マルチプラットフォームのアプリ開発の敷居を大きく下げてくれるものです。また、AndroidアプリのUIには、Jetpack Composeが使われるのでネイティブUIになるのが特徴です。
SKIP.
また、SwiftのプロジェクトをAndroid Gradleのプロジェクトへも変換します。これをAndroid Studioを読み込んでビルドを行い、ネイティブアプリを生成します。
とはいえ、環境に適した
今週は、このあたりで、また来週。