Google⁠年齢認証を支援するゼロ知識証明(ZKP)技術をオープンソースとして公開

Googleは2025年7月3日、年齢認証などに利用するためのZKP(Zero-Knowledge Proof:ゼロ知識証明)ライブラリをApache 2.0ライセンスの元、オープンソースとして公開した。

ZKPは、他のデータを一切交換することなく自分自身に関する「ある事実」が真実であることを証明できるようにする技術。たとえばあるWebサイトを訪問した人が、他の情報を一切明かさなくとも18歳以上であることを検証可能な形で証明したい場合などへの利用が期待されている。Googleはこの技術を2025年4月にGoogleウォレットに統合していたが、このほどライブラリとしてGitHub上で公開した。

Googleでは今回のZKPツールのオープンソース提供をはじめ、2026年に発効予定のEUの年齢認証(eIDAS規則)への加盟国の対応を支援していきたいとしている。

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