Gemini CLI⁠VS Codeとの連携強化 ―コンテキストを認識しエディタ内差分表示が可能に

Googleは2025年8月13日、コマンドラインAIコードアシスタントGemini CLIをVS Codeに統合し、より連携を強化した開発ができるようになったことを発表した。

VS Codeとの統合機能が使用できるのはGemini CLI 0.1.20以降のバージョンで、以下のような操作が可能になる。

VS CodeワークスペースへのGemini CLIの直接アクセス
VS CodeをGemini CLIに接続すると、Gemini CLIはVS Codeで現在開いているファイルを認識し、選択されているテキストにAIが直接アクセスできる。Gemini CLI はユーザーが現在作業している内容を正確に理解し、コンテキストに適した提案を提供可能となった。
エディタ内で差分を表示
Gemini CLIから提案されるコードの差分表示が、VS Code内で直接フルスクリーンで並べて表示される。これにより、変更内容をわかりやすく確認できる。提案されたコードを受け入れる前に差分ビュー内でコードを変更できるため、ユーザはAIの提案を簡単にコントロール可能。

統合機能を使うには、VS Code統合ターミナルからGemini CLIを実行し、/ide installコマンドを入力、必要な拡張機能Gemini CLI Companionがインストールされることで統合が有効となる。統合の有効/無効は、/ide enable/ide disableコマンドで切り替える。

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