Visual Studio Codeは2025年8月7日、 バージョン1.
- July 2025 (version 1.
103) - Visiual Studio Code Updates - GitHub Copilot in VS Code July release (v1.
103) - GitHub Changelog
チャットでは、GitHub Copilotのすべて有料のプランであれば
チャットの履歴表示において$
囲みでインラインの数式、$$
囲みでブロックの数式)
チャットでは
さらに、チャットセッション中にユーザーの確認が必要な場合において、OSの通知システムを使って案内を出せるようになった
先月導入された、チャットにおけるターミナルコマンドの自動承認機能が次のように更新された。詳細は
- ターミナルで自動実行されるコマンドの許可/拒否リストを、設定のchat.
tools. terminal. autoApproveで指定することになった (古い設定での指定は無効に)。値が true
なら自動実行を許可し、false
なら常にユーザー確認が必須になる。なお、null
ならコマンドの振る舞いを解除する。 - コマンドを指定する際、正規表現が使えるが、今回の正規表現のフラグも使えるようになった。たとえば
/i
を使えば、大文字と小文字を区別する必要がなくなる。 - コマンドが組み合わさって1つのコマンドとなる場合、
approve
とmatchCommandLine
のプロパティを組み合わせたオブジェクトを値に指定して照合できるようになった。matchCommandLine
がfalse
のときにはサブコマンドとインラインコマンドに対して照合し、true
のときにはコマンド全体に対して照合する。そして、approve
で許諾( true
)や常に確認 ( false
)を指定するかたち。 - 自動承認された場合には、ターミナルの出力チャンネルにログとして表示されるようになった。
- 現時点では、自動承認はユーザー設定またはリモート設定でのみ可能
(ワークスペース設定では今後のリリースで対応予定)。

エージェントモードでのタスク作業では、そのタスクを小さなタスクに分解して作業が行われることがある。この進捗状況を追跡するために、今回、その作業の進捗を

エージェントは、タスクとバックグラウンドターミナルの完了をより正確に待つようになった。具体的には、プロセスの実行に20秒以上かかる場合は、待機を継続するか、先に進むかを選択するかを表示するようになった。また、エージェントはプロセスを最大2分間監視し、その後現在の状態を要約するか、プロセスがまだ実行中かどうかを報告するようになった。
チャットからターミナルのコマンドなどを実行するツールは、Copilot Chat側にあったが、今回VS Code本体側に統合された。これにより、より低レベルで豊富なAPIにアクセスが可能となるためターミナルのハングアップに関する問題の多くを修正できるようになったり、拡張機能のAPI制限に影響を受けることがなくなるため拡張しやすくなったりするとのこと。また、ターミナル内での実行ツールを使用した際にVS Codeが認識できるシェルではない
#codebaseツールがAzure DevOpsリポジトリのリモートインデックスに対応した。これによって#codebaseを初期化せずに、関連するスニペットを時間をかけずに検索できるようになった
ライブラリやフレームワークから、最新のバージョン固有のドキュメントとコード例を取得するContext7のMCPサーバーがインストールされている場合において、チャットで#newを使って新しいプロジェクトを作成するとき、Context7を通して該当の最新ドキュメントとAPIを使うことを確認できるようになった
MCPについては、VS Codeは最新のMCP仕様resource_
と構造化出力に対応した。また、MCPサーバーの自動起動の動作を設定できるようになり、MCPサーバーを手動で再起動する必要がなくなった。これは設定のchat.
そして、Dynamic Client Registration (DCR)をサポートしていないリモートMCPサーバーに対して、認証プロバイダーの認証フローを実行する際に使用するクライアントIDなどを独自に指定できるクライアント資格情報フローを導入した。また、アカウントのメニューに
プロジェクトにおける基本的な

GitHubのプルリクエストとIssueの管理や作業をおこなえるGitHub Pull Requests拡張機能の最新版
今回、GitHub CopilotコーディングエージェントをUIから実行したときや、先月導入されたチャットで使える#copilotCodingAgentツールから実行したときに、コーディングエージェントのセッションを管理するための機能が実装された
このコーディングエージェントセッションやローカルのチャットセッションを管理しやすくするために、設定でchat.
詳しくは、今月の更新の該当項や公式ドキュメントの
VS Codeの拡張機能の実装面では、アクティベーションイベントの追加、チャット上でMermaidの図を出力したりすることができるChat Output Renderer APIの追加、
Git関連では、Gitワークツリーをサポートした。ワークツリーを使用すると複数のブランチを一度にチェックアウトできるため、コンテキストを切り替えることなく変更のテストや並行作業を簡単に行うことができる。
ターミナルではLSPによるインラインドキュメント表示や音声ディクテーションが可能となり、シェル統合診断も強化された。
プログラミング言語では、Python 3.
VS CodeのベースはElectron 37