製品名の後ろに
小型4インチのスマートフォン
とは言え、小型スマホの需要が完全になくなったワケではなく、中国メーカを中心にして、4インチクラスのディスプレイを搭載する端末が存在します。たとえばSOYESは、中国の深圳を拠点にして、小型スマホの製造を得意とするメーカです。
ここの
価格は77.
Bluefox NX1とは?
こんな中、期待できそうな端末が登場します。
Bluefox NX1は、4インチ
多くのミニスマホは、エントリレベルの性能で、先で取り上げたSOYES F9 Maxもエントリ向けのSoCを搭載します。
一方のBluefox NX1は、SoCにHelio G81を搭載して、RAMは4GBと8GBから選択、ストレージは64GBか128GBから選択で、microSDで2TBまで拡張できます。ハードウェアスペックだけの判断ですが、日常使いでも不満はなさそうです。
他、カメラセンサーにSONY IMX230を搭載しています。
国内販売された端末では、2015年に発売されたMotorola Moto X Styleに採用されており、これはモトローラ史上最高のカメラと高評価を得ています。ミニスマホは、カメラはあるものの付いているだけという端末が多い中で、10年前のセンサーとは言え、発売当時はハイエンドセンサーが採用されているので、カメラの品質にも期待ができそうです。
最後、OSはAndroid 15を搭載します。
古いAndroidを搭載するミニスマホが多い中で稀有な存在です。とは言え、Android 16のMaterial 3 Expressiveは魅力的なので、アップデートでの対応を期待しますが、Bluefox NX1のような小さなディスプレイの端末には持ち込みづらいかもしれません。
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現在、販売サイト
価格は、4GB/
AIPHOR Official Store | BLUEFOX NX1 4inch Smallphone – AIPHOR INNOVATIONS LLC
8GBモデルは2万円弱です。
オモチャと割り切って購入するには少々値が張りますが、携帯性と日常使いに耐えるレベルのスペックを考慮すれば、唯一無二の存在でバーゲン価格とも言えます。
とは言えども、4インチ、1168×540ドットは、HD解像度
これがなかったとしても、操作対象となる画面が小さいので、狙い澄ましたようにタップ操作する必要があり、気軽には使えない可能性があります。他、マルチタスクなどの操作は、できないことはないと思いますが、諦めておいたほうが良さそうです。
Bluefox NX1のようなスマホは、SNSやエンタメアプリに時間を吸い取られないために、あえて選ぶミニマリスト向けとして見ることもできますが、ホーム画面くらいは、それ用途を意識して作り込まれていれば見え方も違ってくるはずです。
今週は、このあたりで、また来週。