私たちが日頃接しているのは、スマホやタブレット向けのAndroidです。
これ以外にも、用途別に最適化されたAndroidがいくつか存在するので、今回はそのバリエーションをご紹介します。3回目となる
スマホ・タブレット向けAndroid
Androidは、日頃使うスマートフォンやタブレット向けのOSであることは、皆が良く知るところです。
Androidは、単一のプラットフォームで展開しており、Appleのようにスマホ向け
Androidは、Android 12LからAndroid 16まで、タブレット向けと限定することなく大画面を前提とした機能追加が行われています。たとえば、外部ディスプレイ接続時に有効になるデスクトップモードは、Windowsのように画面下にタスクバーがあり、複数のアプリを切り替えて使えるようになっています。
Androidのバージョンアップは1年のサイクルです。
毎年5月にGoogle I/
スマートウォッチ向け「Wear OS by Google」
スマートウォッチ向けはWear OSが存在します。これはAndroidをベースに、スマートウォッチのOSとして最適化されたものです。
Wear OSは、Android Wearと呼ばれていた時期もありましたが、2018年3月にリリースされた、Android Wear 2.
最近の版は、2023年5月に発表された4.
Wear OS搭載のスマートウォッチといえば
Wear OSのバージョンアップ周期は2から3年です。
AppleのwatchOSと比較すると長い周期になりますが、スマートウォッチはすでに一般化しているので、高頻度でバージョンアップを行い、ざわつかせる必要はないと考えているのかもしれません。
テレビ向け「Android TV」
テレビにもAndroidは搭載されています。
先で取り上げたスマートウォッチよりもテレビの方が身近な存在で、最近は搭載テレビが増えているので、知っているという方が多いかもしれません。
Android TVは、ソファーに座って少し距離のあるテレビを操作する前提で、大きくわかりやすいUIを持っており、リモコン操作が前提でタッチ操作は行いません。提供されるアプリは、YouTubeやNetfixなど動画視聴アプリが主流で、これ向けに開発されたアプリのみが動作します。
最新版はAndroid TV 14です。
名前の数字が示すように、Android 14がベースです。スマホ基準で考えれば、古いOSがベースになっていますが、テレビは安定性が重要視されるので、高頻度でアップデートが行われていません。
クルマ向け「Android Automotive OS」
クルマ向けはAndroid Automotive OS
これは、車両に組み込まれるAndroidのことを示しまします。よって、スマホと接続しなくても、車両のインフォテイメントシステムで、Googleマップを使ったナビ機能が使えたり、車両機能が制御ができる作りになっています。AAOSを採用する自動車メーカは、Volvo系とGeneral Motorsなどがあげられます。
AAOSの最新版は、Android 14をベースとしたAAOS 14です。これが最新版ですが、クルマは開発期間が長いので、現在の主力はAndroid 13をベースとしたAAOS 13となっています。
AAOSとは別で、Android Autoという名前に馴染みがある方も多いと思います。これは実行主体はスマホです。その画面をインフォテイメントシステムのディスプレイに投影しているので、AAOSとは技術的には異なり、車両機能の制御は行えません。
今週はこのあたりで。また来週。
