イラストでわかる! Blenderの基礎知識

Blenderの機能であるドライバーを使って⁠あるオブジェクトの動きを別のオブジェクトの動きに連動させてみよう

本連載では、Blender の基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第69回目は、前々回の記事の中で少しだけ触れた「ドライバー」という機能について紹介していきます。

ドライバーとは

ドライバーとは、あるオブジェクトの動きを別のオブジェクトの動きに連動させることができます。例えば、立方体がX軸上を動いた距離分だけ、球状のオブジェクトがZ軸を基準に回転する、といった動きを作ることが可能です。

ドライバーの使い方

ドライバーの使い方をまずは見ていきましょう。最初に動きを連携させたいオブジェクトを選択します。先程の例で言うと、⁠球状のオブジェクト」を選択することになります。

オブジェクトが選択できたら、⁠オブジェクトプロパティ]から連携させたい動きの値の上で、右クリックをしましょう。先程の例で言うと、⁠球状のオブジェクトの『回転Z⁠⁠」の値になります。

すると、メニューが表示されます。そのメニューの中から[ドライバーを追加]という項目をクリックしましょう。ドライバーを追加した欄が、紫色に変化することがわかります。

また、⁠ドライブ対象プロパティ]というウィンドウが開かれます。こちらは、カーソルを開かれたウィンドウの外へ動かしてしまうとき消えてしまいます。少々面倒なので、ウィンドウ下部にある[ドライバーエディターに表示]をクリックすることで、独立したウィンドウとして表示することが可能です。

ここから、どのオブジェクトの動きを参照するのか、どんな動きを参照するのかといった設定を行っていくわけです。

実際に設定してみよう

では、オブジェクトに実際の設定を行っていきます。直方体と球状のオブジェクト(今回はICO球にしてみます)を配置し、球状のオブジェクトをクリックして、前の項目で説明したように「回転Z」の値にドライバーを設定します。

次に、ドライバーの具体的な設定をしていきましょう。独立したウィンドウを使ってドライバーの設定を行います。ウィンドウ右下あたりに[オブジェクト]という欄があるので、立方体のオブジェクトを選択します。

この設定ができたら、ウィンドウを閉じて立方体のオブジェクトをX軸上を基準に動かしてみます。すると、立方体が動いた分だけその動きに連動してICO球がZ軸を基準に回転することがわかります。


今回は、ドライバーの基本的な部分のみを見ていきました。次回は、どういった原理でこういった動きが作成されいるのかや、どこを変更したらなにが変わるのか、といった部分など、ここからさらにもう少しだけ踏み込んだ内容などを見ていこうと思います。次回も読んでくださると嬉しいです!

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