Go 1.26リリース⁠Green Teaガベージコレクタをデフォルトに

Go開発チームは2026年2月10日、プログラミング言語Goの最新バージョンGo 1.26をリリースした。

Go 1.26ではこれまで実験的に利用されていたGreen Teaガベージコレクタがさまざまなフィードバックにより改良され、デフォルトで有効となった。Green Teaでは局所性とCPUスケーラビリティを改良させた結果、ガベージコレクタを多用するプログラムでガベージコレクションのオーバーヘッドが10~40%削減されるという。

このほか、バージョンアップにともなう仕様変更に合わせて既存コードの書き換えを行うgo fixコマンドが大幅に改良され、⁠モダナイザー⁠として機能するようになった。モダナイザーとは、コードが最新の言語仕様と標準ライブラリを活用できるように、コードを分析して安全に修正点を提案するもの。//go:fixインラインディレクティブを使用してユーザーが修正を自動化できるソースレベルのインライナー機能も備えている。

言語としての変更点では、新しい変数を作成する組み込み関数newで、オペランドに変数の初期値を指定する式を指定できるようになった。とくにencoding/jsonなどのシリアル化パッケージや、ポインタを使用してオプション値を表すプロトコルバッファを扱う場合に記述が簡素化でき便利になるとのこと。また、ジェネリック型が自身の型パラメータリスト内で自身を参照できるようになった。これにより複雑なデータ構造やインターフェースの実装が簡素化されるという。

ほかにも多くの追加や改良が施されている。詳しくはリリースノートを参照。

Go 1.26のバイナリやインストーラは、Goプロジェクトのダウンロードページからダウンロード、利用可能。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧