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Android 17 Beta 2リリース⁠MWC 2026で「ロボットスマホ」⁠「プライバシー⁠ディスプレイ」披露

早いもので3月に突入しました。

日本では年度末進行で慌ただしい時期ですが、スペイン・バルセロナでは世界最大のモバイル展示会「MWC Barcelona 2026」が開催されます。

今年のテーマは、今を象徴する「The IQ Era(知能の時代⁠⁠」です。

今年は、デバイスが自立して思考して行動することはあたりまえで、ユーザの行動の先回りをして、提案したりタスクを完結することが当然となりそうです。これまで高度化されたデバイスを「スマート〇〇〇」と呼んでいましたが、こうした呼び名を持つデバイスは、今年の後半には陳腐なものに感じるかもしれません。

Googleは、MWC 2026に合わせるかのように「Android 17 Beta 2」をリリースしました。今回のアップデートは「ユーザの使い勝手」を左右するUIの刷新が目立つので、これに触れた後で、MWC 2026をターゲットとしてお披露目された気になるモノをピックアップします。

Android 17 Beta 2ではマルチタスクのUXが向上

今回のBeta 2は、Androidの操作感にメスを入れる内容となっています。

Android Developers Blog: The Second Beta of Android 17

全アプリでフローティングウィンドウが可能に

Android 17 Beta 2では、ランチャーのアプリアイコンを長押しして、すべてのアプリを「フローティングウィンドウ」にできます。

これまで、メッセージアプリなどの一部に限られていましたが、電卓を叩きながらブラウザを見る、地図を見ながらメモを取るといった作業が、画面を切り替えることなくシームレスに行えます。

この機能は、タブレットや折りたたみデバイスのみで使えるものですが、それらではデスクトップOSに近い自由度をもたらします。

アプリがフローティングモードで正しく動作するようにするには、ガイドラインに従う必要がるので以下を参照してください。

マルチウィンドウ モードのサポート  |  Jetpack Compose  |  Android Developers

ロック画面ウィジェットは継続中

Android 16 QPR2からになりますが、Android 17 Beta 2でもロック画面ウィジェットは健在で、ロック画面で左にスワイプするとウィジェットが表示されます。

また、セキュリティとカスタマイズ面でも大きな進展がありそうです。

これは、Beta 2に新機能として盛り込まれていませんが、ネイティブ・アプリロックではサードパーティ製アプリを使わなくても、システムレベルで特定のアプリに生体認証をかけられると言われています。

Android 15から新機能として、他人にプライベートなデータやアプリなどを見られないようにする「プライベートスペース」とどう使い分けするのは気になりますが、アプリに対して生体認証でロックがかけられるのは、わかりやすいのでこちらのほうが使いやすいかもしれません。

MWC 2026の気になったモノたち

MWC 2026をターゲットに発表された、気になるモノをピックアップしてみました。どちらも、これまでありそうでなかったものです。

スマホが自らレンズを向ける「Robot Phone」

HonorのRobot Phoneは、本体上部に3軸ジンバルを内蔵したスマホです。被写体が動くと、本体上部のそれが「ウィーン」と音を立てて向きを変えて常に捉え続けます。

これは、ありそうでなかったデバイスです。

紹介動画では意思を持って動く様子が描かれています。Honorのリリースには「将来の人間とマシンのインタラクションと共存を再定義し、AIデバイスイノベーションの最前線へと押し上げる」としているので、単なるカメラとは考えていないのかもしれません。

Samsungの覗き見を許さない「Privacy Display」

Samsungは、実用性の極致とも言える「Privacy Display」と搭載したGalaxy S26 Ultraを披露しました。

これはフロントカメラが周囲の視線を監視し、第3者が画面を覗き込んだ瞬間に、その角度から見える映像のみを即座に見えなくするものです。これは、画面全体だけでなく、見えなくする部分を通知のみや特定のアプリのみのように限定するといったこともできます。プライバシーフィルムが不要になる技術で、これもありそうでなかったものです。

再定義と高度化で次のステップへ

Android 17 Beta 2では、これまでのスマホの枠に囚われることなく、UIの改良が続けられています。MWC 2026は、AIにより高度化されたデバイスが現実説界に登場しそうです。

冒頭でも触れましたが、私たちが「スマホ」と呼んでいるものは、もっと有機的で自律的なものになる未来が、この2つからは見えてきます。

今週は、このあたりで、また来週。

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